2016-03-23(Wed)

救援会議の総括

 22日夕方に最後の救援会議を開催しました。会議では奪還された2人から一言もらって、奪還闘争がなぜ勝利したか、何が勝ち取られたが議論されました。
 簡単に言うと前者について、多くの学生が奪還闘争に参加し、街頭からも圧倒的な支持を得る中で、警察と一体になった大学や裁判所の反動的な行動を引き出して破綻させたということ。後者について、全力で弾圧を仕掛けてきたが失敗したということは、学生と権力との間の力関係が逆転したということ。
 また、獄中で勉強したこととして、戦前の京都学連事件は1925年に普通選挙法と治安維持法が成立した中で、選挙に向けた治安弾圧として展開され、かつ当時の共産党がこの事件について活動できなかったことが特徴だ、ということが言われた。今回の弾圧も7月の選挙を控えた中での弾圧であり、京都学連事件と同じであるが、これに勝利したことは歴史的に大きな意味を持っているということだった。
 新歓に向けて何を語っていくかも議論になりました。まだ結論は出ていませんが、中執の論を立てていきます。

 救援会議としてはこの総括会議で終了です。最後の方針としてお礼参りをします。教官回りやサークル周りを行います。街頭にも立ちます。そのときはよろしくお願いします。
2016-03-23(Wed)

3月18日6学生奪還集会 作部中執委員長 発言

京大反戦ストライキの「首謀者」= 京都大学全学自治会同学会中央執行 委員長の作部羊平です。全学連副委員長としても全国学生のリーダーとして頑張ってきました。

10月27日のバリケードストライキを国家権力は 「絶対に認められない」と私たち6人 を逮捕しましたが、労働者階級の腹の底からの怒りによって弾圧を粉砕し、本日釈放をかちとりました!

「ストライキは犯罪なんかじゃない」 ということを、誇りを持って言い切れます。この場に集まられた仲間の皆さんや、街頭で署名をしてくれた多くの人々、この場に駆けつけてくださった弁 護士の方たち。いろんな人々の思いに支えられて完 全黙秘・非転向の闘いを貫けました。「完黙・非転向」 の闘いは簡単ではありません。狭い牢獄に閉じ込められ、周りの壁は真っ白で何もない。そういった「カゴ」の中に一日三回飯だけ入れられる。動物みたいに扱われ、人間性を否定される。一日一回留置所の中 から出られるのは、手錠を掛けられて、取り調べ室に移動する時だけです。その取り調べで何を言われるのか。転向強要です。

「お前たちは間違っている」「支持されていない」――こういう恫喝をずっと言ってくる。その中で、何に確信を持って「完黙・非転向」を貫くのか。獄内外の団結です。

何度も弁護士の方が接見に来てくれて、信じられないスピードで奪還署名が集まっていく。ストライキへの弾圧に対して学生・労働者の中から怒りが吹き上がってきている。こういった実感を得ることができました。 何より、星野文昭さん(70年代沖縄全基地撤去の学生運動のリーダー。渋谷暴動で逮捕され、獄中40年超の闘士)と連れ合いの暁子さんのメッセージに感動しました。

全国 ・全世界の仲間の闘いに支えられて、「僕たちのやっていることは絶対間違いじゃないんだ」「こんな腐った社会のあり方をぶち倒し、権力の横暴 をぶち破って、資本主義を終わらせて革命をやってやる! ここに僕らの道がある」と確信を持つことができました。ありがとうございました。

この闘いは権力の思惑をはるかに超えて、新たな指導部を形成する闘いとしてかちとられました。議論してきてどうやったら本気になれるのか一緒に悩んで来た仲間が、この弾圧で立ち上がってこの場に来ていることが僕は本当にうれしいです。

安倍が何に一番怯えているか。それは広範な労働者・学生が怒りをもって立ち上がることです。国家権力が取り調べで言っていたことで、これは真実だと思ったことが二つあります。

一つは、公安刑事は「僕らは公に認められた法律で強制力を用いている。しかしお前達は『私的』に強 制力を用いたから犯罪なんだ」と言いました。つまり支配者どもは、「資本家どもの権力は何をやっても許 される」「それに対して立ち上がることは絶対に許されない」と言っているんです。

もう一つあります。バリケードストライキに対し て、京大生の中からバリストを破壊する人たちも出 てきて、「どうやったら全体が立ち上がるストライキを作れるのか」をずっと考え議論してきました。取り調べ官は、業務妨害の中身と比べて、「君達は学生に 否定されたんだ」ということを20倍くらい言ってくる わけです。

普通ならば、法律の論理として「君たちは 威力業務妨害をやったんだ」というので完結するわけじゃないですか。法律ではまとまりきらない。学生 が立ち上がっていることそのものを恐れていることがはっきりしたと思っています。

学生・労働者と団結し、大きなゼネラルストライキ を闘いとるために、もっと学生・労働者の存在と思いに近づいていく。その可能性が2300筆という署名の 中にも示されていると思います。

だからこそ、もっ ともっと僕らが全力で立ち上がって、腐った安倍政権を倒して、プロレタリア世界革命に向かって全力 で闘い抜きたいと思っています。仲間のみなさん! 本当にありがとうございました。

※釈放後の奪還集会での発言(3月18日、京都市内)
2016-03-22(Tue)

第五回救援会議(救援活動の総括会議)やります!

第5回救援会議のお知らせ
明日22日17時より熊野寮食堂において救援会議を行います。
救援活動の総括を行いますので、是非ご参加ください。

またこの会議を以て救援会議を解散します。
解散後も同学会中央執行委員会としてさまざま行動しますので、よろしくお願いします。

以上です。

京都大学全学自治会同学会中央執行委員会
書記長 纐纈貴文
2016-03-22(Tue)

3月21日6学生奪還 報告ビラ 文章

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18日の6学生奪還報告集会にて。中央が作部中執委員長。

○バリスト弾圧を完全粉砕!

全世界で戦争が起こり、また起ころうとした昨年10月に私たち同学会中執が京大で行った反戦バリケードストライキが京大当局によって刑事告訴され、2月29日から3月1日にかけて同学会委員長・作部君を含む6人の学生が逮捕されました。
 
学生のストライキに対して京大当局が刑事告訴をするという前代未聞の弾圧に対して、中執や京大生を初め、全国の学生、労働者の支援を得て闘い、ついに先日3月18日、6学生の全員不起訴奪還を勝ち取ることができました。ご協力いただいた方に厚く御礼申し上げます。
 
世界や日本の情勢はますます激しくなっています。弾圧粉砕の地平をしっかり総括して来年度も活動していきますのでよろしくお願いします。

○暴露された大学・裁判所の腐敗
奪還闘争は京大当局や裁判所が警察と蜜月の関係にあることを暴きながら前進しました。

・裁判所
 3月14日に京都地裁で行われた6人の勾留理由開示公判では、「捜査員に協力しなかった」こと、つまり黙秘したことが勾留を続ける理由であるとされました。この憲法に反する勾留理由に、傍聴席から一斉に抗議が起こりました。これに対して裁判長は「全員退廷」を宣告し、隣の法廷から京都府警が導入され傍聴者をごぼう抜きにして裁判所の外へと追い出しました。裁判所と警察によって事前に準備されたありえない弾圧でした。三権分立って何なのでしょうか。

 ・京大当局
 そして京都大学について。何度も行われた中執からの「軍事研究はしないという立場を大学として表明してくれ」という要望を無視した挙句、反戦バリストを刑事告訴したことが第一の腐敗です。学生と対話する気が全くありません。「対話を重視する」といって総長に就任した山極総長ですが、ますます京大内では対話の機会が失われています。

第二の腐敗は京大当局の完全な国家権力との癒着です。3月1日に京大当局は逮捕について声明を出しています。そこでは、ストライキは「到底一般社会では認められない犯罪行為」とされ、警察の捜査に協力することが宣言されています。

しかし、このような京大当局の姿勢に対して、京都市内を初め各地の街頭で怒りの声が噴出しています。奪還闘争で集まった署名は18日間で2000筆を超えました。「一般社会」でもこの弾圧が不当であると考えられています。さらに言えば、今まさに全国各地・全国大学でのストライキを求める声も少なくありませんでした。

そして、大学内に公安警察らしき不審者が出入りしていました。3月16日夕方、学生有志や他大学のサークル連合がこの弾圧について声明文や質問書を本部棟に提出しに行き、職員は受け取らないといういつもの問答をしていたところ、警備のセコム社員にトランシーバーを渡していた私服の男が発見された。しかも彼は離れたところから学生の写真を撮っていた。私たちが怪しんで彼の素性を尋ねたところ、セコムとも答えない、「公安か?」と聞けば否定もしない。非常に怪しい人物が本部棟の警備に関わっていることが発覚しました。

2014年11月に京大内で公安警察が摘発された後、山極総長は「今後は警察の捜査に協力していきたい」とコメントしています。もし例の不審者が公安警察なら、大学公認の公安導入が行われていることになりますね。従来、大学の自治は学生や教職員によって権力から守られてきましたが、現在では大学は警察によって学生から守られています。もし違うなら大学当局は否定してください。

セコムの警備員によれば(二転三転した後で)、男はその日初めて業務に入った初対面の警備員で、トランシーバーを渡されたのは彼の業務が終わったから預けられたかららしい。本当なのでしょうか?

○山極総長は謝罪しろ!
 以上のような警察と、それと一体化した裁判所・大学当局による画歴史的な弾圧は、連日の奪還闘争によって6人の不起訴奪還に終わり、完全に粉砕されました。山極総長や理事たちはこの件について謝罪すべき
です。

6人が3週間近くも不当に勾留され、全国13か所で不当な家宅捜索が行われました。事件に関係あるはずもない卒業アルバムや卒論までも押収されています。こんな不当な弾圧を加えたことについてどのように責任を取るつもりなのでしょうか。今は、大学生活において、当局が学生と対話せず、「威力業務妨害罪」というルールが先にあるような時代です。当局は「ちょっとぐらいええやないか」という気持ちを持っていないのでしょうか。

そもそも威力業務妨害の「威力」とは学生が団結したことによって発揮された力のことです。今の大学のあり方に対して「威力」でもってくだらない大学の「業務」を粉砕することがバリストです。大学当局はそれに対する憎しみをこめて刑事告訴を行いましたが、これも粉砕されました。学生には力があります。こんな大学に対して再びストライキに立ち上がりましょう。
2016-03-21(Mon)

ちょっとくらいええやないか!とは何だ!!

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本日、山極総長も出演する芸術系シンポジウムが開かれました。題目は、ちょっとぐらいええやないか、、、?!

以下シンポジウム(第4回京大おもろトーク)趣意文

長い歴史と文化を持つ京都は、同時に常に最先端の動きを取り入れてきた町でもあります。アートはその伝統とモダンをつなぎ、新しい動きを創る力を持っています。
 いま京都大学はアートの発想を取り入れて、新しく生まれ変わろうとしています。京大おもろトークに参加して、その試みを目撃してみませんか? 第4回目のテーマは、「ちょっとぐらい ええやないか」です。
 今は、人と人とのつながりや社会生活において、ルールが先にあるような時代です。はみ出たことをすると、攻撃をするようなちょっと窮屈なところがあります。
 しかし、「ちょっとぐらい ええやないか」という気持ちを持っているはずです。
「ちょっとぐらい ええやないか」という言葉をアートで、私たちの時代の風通しを良くして住みやすい場所にするための方法を考えてみます。


この企画に合わせて、京大当局を追及するビラまきと、宣伝活動を行いました。
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 反戦ストを行った学生を刑事告訴しておいて、ちょっとぐらいええやないか、とは何だ!!自由の学風の自由とは、「表現活動・政治活動の自由」では全くない!「資本主義社会のレールの上の自由」だ!大学は、社会の常識を疑う場所ではなかったか!
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大学の主人公は学生だ!!!
写真 3
6学生は釈放され、勝利しているぞ!!!!
ビラは40分で、150枚全部なくなりました。
2016-03-21(Mon)

奪還闘争の総括(1)

 バリストへの弾圧は3月18日の6人全員奪還という学生の勝利に終わりました。奪還闘争の過程で多くの学生が立ちあがり、街頭の労働者や市民からも圧倒的な支持を寄せていただきました。ご協力いただいた方々に改めて感謝いたします。
 中執の方から今回の闘争の総括をしていきたいと思います。

 昨年10月27日に行なった反戦バリストに対する弾圧は、バリストから4か月後の2月29日から3月1日にかけて行われた。全国で13カ所が家宅捜索され、作部委員長を含む6人の学生活動家が逮捕された。家宅捜索先にはバリストとは何の関係のない労働運動の拠点も含まれており、全国的な反戦運動や反政府運動に対する弾圧だった。また学生の下宿に対する家宅捜索ではバリストとは一切関係のない卒業アルバムや卒業論文なども押収された。
 この事件に対して京都大学は3月1日付で声明を発した。短いので転載する。
 

 平成27年10月27日に、一部本学学生を含む多数の学外者によって吉田南一号館が封鎖された事件に関連し、平成28年2月29日から3月1日にかけて、本学の学生外が京都府警察に逮捕されました。

 本学の学生が、授業を受ける他の学生やそこで働く教職員の迷惑も顧みず、到底一般社会では許されない犯罪行為に関与したことは、誠に遺憾です。

 本学は、本件捜査に協力するとともに、学内でも厳正な対処を検討してまいります。


 この声明は京大当局の転向を示すものとして決定的であることはこの間何度も確認してきた。それを理解するために近年の大学と警察を巡る伏線を探っておこう。

 近年の大学と警察を巡る問題について明示的に表れた問題は2014年11月に公安警察が学内で摘発された問題であった。この事件までは大学と警察とは一種の緊張関係が確かにあったと私は考える。警察が大学内に入る時は事前通告が必要である。寮に家宅捜索が来た時に大学当局の対応が不誠実であったとしても、大学当局が警察に抗議文を提出したことによって運動側はそれ以上対当局の行動をしなかったように私には思える。さらに公安事件の直後にも杉万副学長(当時)が「事前通告なしに警察官が構内に立ち入ることは誠に遺憾です」(産経WEST 2014年11月8日より)とコメントしている。
 転換はこの後の山極総長のコメントにおいて確認される。産経WEST(2014年12月16日)によれば山極総長は公安による無断の活動について苦言を呈したうえで、以下のようにコメントしている。

学生や教職員の活動については「世間を騒がせるものであってはならない」としたうえで、「大学の自治には強い責任が求められる」とも指摘。今後については府警と話し合いを続けているといい、「世間の常識に照らして双方が合意すればよいのではないか」と述べ、何らかの文書を交わす必要はないとの考えを示した。


 その後大学と警察がどのような関係を実際に結んだかは不明である。(なお2015年の夏から初秋にかけて学生運動弾圧が起き熊野寮が不当に家宅捜索されたことを、山極体制下で黙認しているとして中執は追及してきた。)
 しかしこのような大学の「世間の常識に照らして双方が合意すればよい」立場は、2015年10月のバリストに直面して、警察と共に学生運動を弾圧するものとして具体化したのである。それだからこそ3月1日付の京大の声明において、バリストは「到底一般社会では認められない」として「世間の常識」を持ち出したのである。

 ところで京大当局が「世間の常識」や「一般社会」を持ち出したことは学生運動弾圧だけに見られるものではない。教職員の賃下げ問題でもこの論理が用いられた。東日本大震災の復興費用に充てるため運営費交付金が削減されたため2012年夏から2013年度まで一時的に賃下げが行われていた件について、京大職組が京大当局を相手取って裁判を起こしている(現在は高裁)。地裁判決で賃下げは正当とされたが、その理由は「国の再三の要請があった」「全ての国立大学が賃下げに応じるという社会一般情勢があった」「賃下げの計算式が不合理であったとしても、大学財政が賃下げの理由ではない」であった(京大職組HPより)。ここで重視したいのは前二つの理由である。全国立大学に対する国からの要請と、各大学がそれに従っているという「社会一般情勢」によって賃下げが正当とされたのである。これは国=国家権力そのものが作り出した情勢に大学が無批判に乗っかるということである。
 
 さて話を戻して学生運動弾圧について。賃金問題で確認したように国家権力が作り出す情勢(あるいはシナリオ)=「世間の常識」・「一般社会」に大学が無批判であることは学生運動弾圧でも往々にしてあることであし、それに対して学生は常に闘ってきた。その上で先述のような大学と警察間の緊張関係が想定されていた。なお私たちは2015年5月31日に河原町をデモ行進したが、その時のコールでは以上の様なことや単位と座席に学生を縛る現状を想定して「大学の無政治性には嫌気がさした、常識を疑う場所ではなかったか!」と叫んだ。
 今回のバリスト弾圧と3・1声明が決定的な転換だというのは、資本主義体制下での国家権力が本質的にストライキを嫌い、そもそも人間の団結をも憎悪するなかで、京大がその資本の理論を体現し学生によるストライキを「一般社会」によって「犯罪行為」と断罪し、主体的に警察を導入したことにある。そしてこのことは本質的に賃金裁判で明らかになっていることと同じであるが、大学の主体性と言う点ではより踏込んでいる。「大学の無政治性」から一歩進んで「大学の自暴自棄性」といおうか。ニヒリズムが狂信に転化するのと同じことだろうか。さらに言えばストライキという団結して労働・研究をしない・させないという人間が持っている根本的な力に関することだからこそより重大な問題である。
 しかし『「一般社会」はストライキを到底認められない「犯罪行為」とみなす』という京大の思惑は奪還闘争において見事に粉砕された。このバリスト弾圧を認めないということについて集まった署名は3週間で2000筆を越え、しかも検察は6人を起訴できなかったのである。

(書記長)
2016-03-18(Fri)

奪還されました!!!

6学生奪還です!
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大勝利!
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威力業務妨害の威力が指すのは、学生が団結することだ!国家権力はそれを1番恐れているからこそ、弾圧して来た。しかし、それに対し、私たちはさらなる団結の力で6学生を取り戻した。大勝利だ!!
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ストライキの直接のリーダーだった京大生と齋藤いくま全学連委員長も奪還!
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明日は誕生日。東北大のストライキまで闘う!

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熊野寮生の救援活動の報告が本当に助けになった。監獄に入れられるべきは6学生を売り渡した山極総長だ!
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これで堂々と、7月衆議院選挙に立候補できる!勝利する!
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逮捕された時にすでに残されていた獄外との団結を信じ、完全黙秘で闘った。連日の救援活動の情報が入ってきたその時点で、勝利を確信していた。
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京都学連事件で逮捕された野呂がその後獄中死するまで、革命家として闘ったように、自分も誇り高く闘う!
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完全黙秘は簡単ではない。監獄とは仲間と物理的に遮断され、白い部屋に1日3回食事が入れられるだけの非人間的な空間だからだ。取り調べでは、威力業務妨害という罪状より、君たちは学生に受け入れられていないということを多く言われた。仲間を信じ団結すること、これをやはり国家権力は1番恐れている!多くの仲間が悩みつつも団結し、救援活動にたってくれたことに感動し、完全黙秘で闘えた!団結を軸に、京大第二波スト、全国大学ゼネストで回答する!
2016-03-18(Fri)

副学長情報公開連絡会なくすな!京大当局との全面対決へ!

6学生が釈放された直後!!3月18日付で、大学当局の機関紙が発布された。
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全学メールで以下の文章もまわっている。

学生各位

 これまで、学生のキャンパスライフにとって重要な意味を持つ、学生支援に関わる情報については、過去の長い歴史的経緯から、学生や教職員に十分には伝えられていませんでした。
 そういった状況を改善し、本学における学生生活の充実を目指すため、学生生活や学生支援に関する広報誌の発行やTwitterによる情報発信など広報の充実を図ることとしました。
 そして、今回その一環として、「Campus Life News」という広報誌を創刊しましたので、学生、教職員の皆様に、是非ご一読いただくとともに、あらたな情報発信の試みに、ご支持とご協力をお願いいたします。
 
「Campus Life News」は随時発行とし、以下の本学HPに掲載いたします。
URL:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/cli/cln

このメールはKULASISから自動で送信しています。
返信は出来ませんので,ご不明な点がありましたら下記までご連絡ください。
--------------------
京都大学KULASIS担当
Tel : (075)753-6508

また3月15日には以下の通達がホームページ上でなされている。
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情報公開連絡会のなし崩し的な廃止を許さないぞ!
川添副学長は学生当事者と向き合え!
京大当局は釈放された6学生に謝れ!!
実力闘争やるぞ!第二波ストやるぞ!!
2016-03-18(Fri)

3月17日 デモ前アピール!!

多くの支援ありがとうございます。

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3月17日宣伝後に、通りがかった京都の女性にタイ焼きをもらいました。
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同学会2012年度委員長の冨山さんもかけつけてデモを行いました。
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沖縄大学学生自治会委員長 赤嶺君も連日駆けつけ、救援活動の先頭で闘いました。
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同学会の学生より基調アピール!!
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法政大学の学生より連帯アピール!
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闘う労働者からもゼネストへの決意が語られました。

多くの皆さん、連帯ありがとうございました!
2016-03-18(Fri)

6学生釈放決定!!!!!

6学生釈放決定です!!!!!

 昨日の地裁、京大、河原町展開でも、90筆の署名が集まり、ビラが400枚近くまけていました。同志社の学生や、阪大生、獄中の京大生のサークルの友人、他本当にたくさんの人から署名が取れました。3月14日の第一次集約から今日までに新たに848筆の署名(計2122筆)が集まっていました。昨晩は、多くの皆さんと一緒に河原町でデモを完遂しました。演説を聞いて立ち止まってくれた方、京大生がんばれ、とカンパをくれた方。最後まで絶えることのない支援、本当にありがとうございました!
留置所から出される6人を迎えに行ってきます。また報告します。
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3月17日 6学生奪還デモ 河原町
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3月18日署名提出行動 京都地裁
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救援闘争 完全勝利!!!

2016-03-17(Thu)

第4回救援会議の報告

昨日16日15時から第4回救援会議を開催しました。
多くの学生が集まってくれました。ありがとうございます。

先日の集会・デモ、公判の共有から始まり、特に大学当局による呼び出しをどのようにとらえるかで議論になりました。
「刑事告訴をした大学当局は警察への協力を表明しているため、呼び出しは『取り調べ』の一環である。だから呼出には応じない」という提起に対して、「当局の呼び出しに応じなかったら、副学長に会う機会がなくなってしまう」(前提として副学長が学生との対話を拒否している現実がある。)、「当局によって、学生が応じないから対話できない、と宣伝されるのも良くない」と言った意見が出ましたが、獄内で完全黙秘で闘う仲間と団結するために、獄外でも「取り調べ」には応じないことになりました。

しかし、そのような学生と大学当局との関係についての議論を洗い流してしまうような事件が起こりました。
会議の後、その日の内に学生有志や広島大学の8サークルが京都大学当局に声明文を提出しようと総務部のある本部棟に行ったところ、いつになく警備が厳重でした。
外に2人のセコム社員、正面玄関は使用できず横の小さな通用口を警備員が開け閉めして職員が出入りする状況でした。
学生が総務部を呼びだすと、数人の職員が出てきて「アポがないから受けとらない。そういうのは教学部に」と拒否。たまたま出てきた学生課長も受け取りを拒否。結局たらいまわしということを追及している最中に、私服の男がセコムの社員にトランシーバーを渡すところが発見されました。しかも学生の写真を遠くからとってくる!公安警察でしょうか。学生が追及したところ彼はセコムとも答えないし、公安とも答えず非常に怪しい男でした。セコムの社員に聞いても二転三転した答えしか返ってきませんでした。警備員にトランシーバーを渡すのはどんなお仕事なのでしょうか。公安警察でしょうね。

ともかく京大当局は私たちが思っている以上に警察と蜜月なのでしょう。もう大学は交渉できる相手でないことを自ら暴露しました。
ある人のいわく「大学は警察によって学生から守られている」。まさに至言です。
0316申し入れ行動
写真は公安警察(?)などについて抗議する様子
2016-03-16(Wed)

地裁、京大、河原町

3月16日も朝から夕方まで3面展開!全体で、ビラは500枚以撒けました。毎日宣伝を見ているという人や、京大生のお母さん、中国人留学生、京都地裁に来た弁護士などが新たに署名。3月17日のデモを呼びかけました。

3月17日第二波デモへ!
18時半 三条河原集合
19時出発


署名は1日で100筆弱。
特に河原町は大学生も多い。学生が署名してくれました。

間もなく2000筆!最後まで集め切るつもりなので、署名を集めた人は集約先に送ってください。

署名用紙
https://drive.google.com/file/d/0B7IMswEObnAUSmxkNzBad296VTQ/view?usp=sharing

【署名集約先】
京都大学同学会中央執行委員会
〒606-8393
京都市左京区東竹屋町50京大熊野寮
高田暁典気付 京大同学会
TEL 080-1486-5446

勾留満期、起訴か不起訴かが判断される日は、連休前の3月18日になる可能性が高いです。それまでに再度集約をして、提出行動をするつもりなので、どんどん送って下さい。協力よろしくお願いします。
2016-03-16(Wed)

最近の情勢

①京大A君からの獄中アピール!
連日の闘いお疲れ様です。毎日、外の闘いの息吹を全身で受け止めながら闘っています。学生運動の新たなステージに突入したという新鮮な感覚です。私たちは京大反戦ストの圧倒的な正義性を訴え続けてきたことが1つの勝利だと思います。弾圧はすでに粉砕されています。勝利を確信しています。ともに頑張りましょう!

▼闘いの報告(3月15日)
現在署名は1634筆!!
▼6人奪還!3.17京都市内デモへ!


日時:3月17日(木) 18:30集合
場所:三条河原河川敷
呼びかけ:京大同学会中執/全学連/関西労組交流センタ


②貧困と戦争の安倍倒そう!
<最新のニュース記事>
◆中国黒竜江省の炭鉱で数千人がデモ、賃金未払いに抗議
http://jp.reuters.com/article/china-coal-protests-idJPKCN0WH068
◆南米コロンビアで反ウーバーデモ、首都交通まひ
http://www.afpbb.com/articles/-/3080355

◆ブラジルで「歴史的」反大統領デモ、全土で300万人参加
http://www.afpbb.com/articles/-/3080248

◆ポーランドで数万人が反政府デモ、憲法尊重を要求
http://jp.reuters.com/article/poland-constituion-demo-idJPKCN0WG0BV
◆首相「改憲を公約に」 参院選3分の2目標も改めて表明
http://www.asahi.com/articles/ASJ3G31TRJ3GUTFK001.html

◆改憲へ国民議論促す=安倍首相、公約明記を強調-参院予算委
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016031400545&g=pol
◆米韓、最大規模の軍事演習 北朝鮮は連日の挑発 不安隠せず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016031402000111.html
◆米海軍のイージス艦「バリー」、横須賀基地に配備
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2725437.htm

◆米原子力空母が釜山入港 演習参加で攻撃力誇示
http://this.kiji.is/81574525373382663

◆「挑発なら指導部破滅」 上陸訓練 韓国、北の抗議に警告
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016031302000143.html

◆自衛隊に「統合司令部」=陸海空一体運用で検討-政府・自民
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016031200171&g=pol

◆9条維持、過半数 改憲2/3議席「望まぬ」が上回る 憲法世論調査
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016031302000127.html

◆米軍、ISIS空爆にB52 4月にも投入へ
http://www.cnn.co.jp/world/35079451.html

◆奨学金で保育士増やす 入社すれば返済不要 保育所運営最大手が来月から
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201603/CK2016031302000147.html

◆米、追加利上げ見送りか=15、16両日に金融政策会合
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016031300068&g=int

◆台湾で反原発デモ=福島事故から5年
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016031200287&g=int


2016-03-16(Wed)

第四回救援会議について

同学会中央執行委員会の纐纈です。

前回の救援会議から大きく運動が進展しています。本日は三条河原町で街宣し、250枚のビラが全てなくなりました!署名は50筆ほど取れています!日々の街宣のほか、河原町デモや勾留理由開示公判など重要な行動も行ってきました。また、学生に対する当局による呼び出し、京大ホームページ上での3月副学長情報公開連絡会の中止通告も行われています。
(厚生課によると、3月14日に川添副学長から連絡が入り、中止が決まったそうです。)
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情勢はいよいよ闘う学生に規定されて動き始めました。闘いの発展の中にこそ、情勢を切り開く展望があります!
明日3月16日の15時から、第4回救援会議を熊野寮食堂で行い、これまでの報告と共に次の一週間の行動方針を練ります。

18日が勾留満期です。起訴を絶対許さず、警察の捜査と一体となっている当局の呼び出しと闘うため議論します。よろしくお願いします。

以上です。

京都大学全学自治会同学会中央執行委員会
書記長 纐纈貴文
2016-03-14(Mon)

3月14日 行動写真

午前8時
地裁、京大職員への宣伝 (計200枚弱ビラを配布)

午前10時
1274筆の奪還署名を提出
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当初「受け取らない」とした総務課長を追及し、受け取らせました。

午後0時 宣伝
わざわざ妨害しに来た警視庁公安を徹底弾劾
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午後1時 勾留理由開示公判 前半
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(支援者提供)上垣裁判官と6学生弁護団

午後1時半 「全員退廷」を弾劾、宣伝
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午後3時 勾留理由開示公判 後半
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(支援者提供)辻裁判官、6学生弁護団、3月1日に逮捕された3学生、傍聴人

午後4時 総括集会
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18日の勾留満期まで、あと4日!
団結して6学生を取り戻そう!

3月17日第二波デモへ!
18時半 三条河原集合
19時出発
2016-03-14(Mon)

勾留理由開示公判 後半

後半は怒るポイントを絞って適応し、裁判官が退廷するまで中で傍聴をやり切りました!
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(支援者提供)辻裁判官、6学生弁護団、3月1日に逮捕された3学生、傍聴人

勾留理由開示
前半の公判とほぼ同じ。住所不定者がいると認定があり、より証拠隠滅、逃亡の恐れが強調されていました。

弁護士の求釈明と、返答
所属組織の扱いを、革命的共産主義者同盟(中核派)として断定して記載することの是非→根拠はあり、必要

言論の自由、学問の自由わ掲げる大学自治の対象者に学生は入るか→入る

大学自治の観点から、学校業務に対しての威力業務妨害の考え方はそぐわないのでは→見解の相違

被疑者として6学生他とあるが、全体の氏名を特定する気はあるか→明らかにしようとは考えていない

弁護士の意見陳述

本件は反戦行動に対する弾圧事件である

本件は、学生の大学における戦争反対のストライキに対する弾圧事件である。
1925年の最初の治安維持法適用事件は、京都学連事件である。京都の特高の弾圧事件であり、その時代から日本の歴史は治安弾圧と戦争への道をたどった。
「現在は昭和3(1928)年と似ている」との指摘がされているが、3月7日から、遂に「史上最大規模」(朝日3/6)のアメリカ軍・韓国軍30万人以上が参加しての「米韓軍事行動演習」と称して軍事的恫喝が始まった。米軍は例年の2倍、韓国軍は1.5倍。米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」と「ジョン・C・ステニス」、原子力潜水艦「ノースカロライナ」、強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」なども参戦しての総力戦である。

北朝鮮を敵国と想定しての作戦「5027」や「5015」の実践として「破壊対象とある重要施設には、北朝鮮の軍事基地や金正恩第1書記の居所も含まれており、アメリカの特殊部隊も参加している。これに対して、北朝鮮の金正恩第一書記は、「核弾頭をいつでも発射できるよう準備すべきだ」と「予想通り」激しく反発、ミサイルを発射している。
さらに、12日には米韓軍は大規模「上陸」訓練を実施、オスプレイも参加。これに対し、北朝鮮側は「軍事措置を取ること」を公式に宣告するに至っている。

昨年9月に安保法を強行成立させた安倍政権は、一気に改憲を推し進め、朝鮮戦争に一気に乗り込もうと躍起である。
このような時代に、昨年10月27日、京都大学全学自治会同学会と全学連が、大学内において授業ボイコットの反戦ストライキを行った。

昨年夏は、安保法案をめぐり、民衆の戦争反対の声を一気に高まり、国会を取り囲み、各地で声をあげ始めた。
このような戦争に動員される99%側にある学生や労働者・民衆の反戦の闘いに対して、そうであるがゆえに、監視を強化し、統制するために盗聴拡大・司法取引などの法案を「現代の治安維持法」として成立させ、戦争反対の人々の結集をつぶそうとしている。
その具体的・典型的な攻撃が、この学生による反戦バリケードストライキに対する弾圧である。

大学の自治に反する
政府は一昨年、「武器輸出三原則」を撤廃し、米国を中心とする最新装備の共同開発に加わる道を開いた。従来の防衛産業に加え、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などと防衛省の技術協力も進む。安保関連法の成立で「軍学共同研究」を求める圧力は一層強まっている。

大学の戦争協力も歴史の事実である。本来、「大学の自治」とは、「大学の組織,管理,教学などの問題について,外部からの干渉,圧迫を受けずに,大学構成員自身の合議で意志決定を行い処理,運営することであり、中世、世俗権力からの大学の独立のためであり、学問,思想にかかわる近代的自由権保障の主たる条件」とされている。
その「大学の自治」が転覆している。
新自由主義の下、大学内での学生の行為が学外の権力に差し出されようとしている。

授業妨害ではなくストライキである
本反戦ストライキは京都大学全学自治会同学会と全学連が行ったものである。同学会とは大学生の全員加盟した組織であり、学生らの賛同の意思のもと行われた大学の自治の主体として、民主的手続きに則った学生達の意思の発現である
「授業妨害」ではなく、「ストライキ」として行われたものである。権力と大学当局は、この大学内における学生の主体的な戦争反対の行為を犯罪と貶めることにより、学生に分断を持ち込もうとしているにすぎない。


裁判所は戦前の過ちを繰り返すな。
いまや、政府が行おうとする戦争に反対する者が、反政府の「過激派」であり「非国民」として再び扱われようとしている。

これは、戦前、戦時の考え方であり、根本的に間違っている。
学生の反戦行動を犯罪として裁くことは間違っている。裁かれるべきは、弾圧を行った警察権力であり、被害者を主張する大学当局であり、そして、いま再び権力の手先として粛々と弾圧に手を貸そうとする裁判所そのものである。
裁判所は、治安維持法下、特高警察の思想弾圧としてのでたらめな逮捕、拷問による虚偽の自白の獲得を知りながら裁かれるべき側を裁かず、間違いと知りながら弾圧された人々に有罪判決を言い渡し、その側から自らが下した判決を自らの罪を逃れるために燃やし、証拠隠滅を行った過去を持つ。

その歴史を繰り返してはいけない。根源的=ラディカルな、戦争反対の学生を裁く裁判所に未来はない。いまを生きる99%の人々と共に歴史に恥じない判断をしめさなければならない。どちらが犯罪を行っているのか。戦争反対に立ち上がった学生か、その学生を逮捕し、戦前・戦中と同じく取り調べとは名ばかりの「転向強要」を行っている。
6名は直ちに釈放されるべきである。
2016-03-14(Mon)

勾留理由開示公判 前半!

全員退廷で終了!ナンセンス!
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(支援者提供)上垣裁判官と6学生弁護団

上垣裁判官の勾留理由の弁。

①まず3人の組織的な計画への関与は立件の段において明らかである。しかし関与の程度は不明である。

現在3人は操作への一切の協力を拒否、黙秘権を行使している。ゆえに勾留延長を行った。

②3人は組織の一員として動くことから身軽であり、一時身を隠す危険がある、、
と勾留理由は続きましたが、①の「黙秘権の行使で闘うこと」が勾留理由になっていることへの怒りが傍聴席から大挙噴出し、裁判官を徹底追及!一時暴動状態になりました。
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(支援者提供)警察に挟まれて座る京大A君と、退廷に手を貸す警察

初めこそ廷吏に一人ずつ退廷を命じていましたが、その度ごとに部屋が怒号で包まれるので収集がつかず、上垣裁判官は追い詰められたあげく、まさかの「全員退廷!」を命じました。

口を開いた人が誰かは現認できていないはずですが、「私にはわかる!」の一点張りで聞きません。
何度も反論がありましたが、反論を押しのけて上垣裁判官から全員退廷の指示が飛び、次々と傍聴人を外に連行。最後には退廷完遂の指示が出され、隣の部屋から京都府警の公安が10人ほど出て来て、退廷を拒む人を無理矢理外に連れ出しました。

前代未聞の異常法廷です。裁判所の職員と警察が一体化する醜悪な姿。これを間近で見た多くの京大生の存在。

これから始まるのは、戦争の現実と国家権力の暴力性を見抜いた学生の、すべてを取り戻す広範でラジカルな決起です!

京都地裁と京都府警に、圧倒的な抗議の声を!6学生奪還へ!
2016-03-14(Mon)

6学生奪還デモ(3.13)写真

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デモ前アピール!橋の西側にタムロする公安警察!
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180人のデモ隊!公安警察今すぐ帰れ!
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怒りの出撃!
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観光客!
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多くのファンが生まれました!

3月17日第二波デモに集まろう!!
18時半 三条河原集合 19時出発

2016-03-13(Sun)

3月13日 デモ前発言

基調提起
纐纈書記長

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 2月29日から3月1日にかけて昨年10月に京都大学で反戦バリケードストライキを行った学生6人が京都府警によって逮捕された。逮捕された学生はいずれも京大や全国の学生運動に責任を取っていた学生だった。また、全国で10か所を超える拠点が家宅捜索されその中にはバリストに関係のない労働運動や市民運動の拠点も含まれていた。今回の反戦バリストに対する弾圧は京大での学生運動だけでなく、全国の学生運動・労働運動・市民運動に対する弾圧である。私たちはこの京都府警による暴挙を絶対に許さない。

・バリケードストライキと情勢
 現在、世界的な恐慌と戦争の危機の中で安倍政権がクーデター的に集団的自衛権の容認を閣議決定し、安保法制を成立させ戦争ができる国にするために改憲へと突き進んでいる。大学にあっては大学改革の名のもとに国家意思が貫徹されるようになり、ついには全国大学で軍事研究が防衛省によって公募され行われるようになった現実がある。
このような安倍政権や大学の在り方について反対し抗議するデモが連日のように日本各地で行われている。しかし街頭ではなく、生産・研究を行う場である職場やキャンパスにおいてストライキを組織することにこそ、今の社会の在り方に対して異議申し立てをする本質的な力が宿っている。世界では労働者や学生によるストライキが猛然と戦われている。韓国・中国・台湾・アメリカ・ヨーロッパなどにおいて様々な課題に対してストライキが行われているが、その根本にあるのは日本と同じである。新自由主義による社会の破壊と、資本のための戦争の危機が深まることに対する労働者・学生の反乱である。
私たち同学会中央執行委員会はこの世界中の闘いと連帯して、学生の日常空間である大学のキャンパスから抗議を示し、さらに大学の在り方を解放するために、バリケードストライキを決行した。

・バリケードストライキと京都大学当局
 そもそも京都大学において全学自治会である同学会を再建した理由は、特に3・11の原発事故後明らかになった御用学者の存在や、電力会社の経営者が大学の経営協議会に入っていることに対する疑問から、全学生の問題としてこのような大学の問題に取り組むためであった。2012年に全学選挙を経て再建された同学会執行部はすぐに京大当局による非公認化の攻撃を受け、大学との交渉から排除された。それでも大学の問題について執行部と多くの学生が討論しながら取り組み、再三再四京大当局に対して申し入れを行ってきた。
しかし2014年11月に京大内で公安警察が摘発されたことについて「今後は警察の捜査に協力したい」という山極総長の談話が発表されて以降、警察への屈服を強めていった。2015年夏に学生運動内にスパイが摘発された。その件によって全国で4人の学生が逮捕されたが、事件とは関係のない京大熊野寮にも警視庁の家宅捜索が入った。これについて京大当局は警視庁の家宅捜索を容認し、4人の学生が不起訴奪還されたのちも捜索の不当性を追求することも、謝罪することもなかった。
そして2015年1月の東京大学において軍事研究が解禁されたという新聞報道と同8月の防衛省による軍事研究の公募によって俄に現実味を帯びてきた京大での軍事研究について、私たち同学会中央執行委員会は副学長連絡会の場において、「京都大学として軍事研究には協力しないという立場を表明してくれ」と何度も要請した。しかし軍事研究は「執行部として取り組むべき問題ではない」(北野副学長(バリスト当時))として相手にしなかった。この京大当局の余りの不誠実な対応とその一方で進行する大学改革や軍事研究への動員に対して、私たち同学会中央執行委員会は反戦を掲げたバリケードストライキを決行したのである。
このバリケードストライキに対して京大当局は即時に刑事告訴を検討したものの、当局独自の処分を下せないまま先日の京都府警による6学生の逮捕が行われた。しかも学生課長は刑事告訴したかどうかは言えないとしている。バリケードストライキにまで至った学生の思いにこたえることなく、警察=国家権力に学生を売り渡したうえ、そのことすら公言できない京大当局はあまりにも卑怯である。
また重要なことに京大当局は3月1日に逮捕について声明を発し、バリケードストライキについて「到底一般社会では許されない犯罪行為」とした。そもそもストライキは威力でもって業務を妨害することに他ならない。資本の論理が貫かれた非人間的な業務に対して妨害する権利こそ、労働者が闘い取ってきたものである。学生のストライキについて「威力業務妨害罪」として弾圧することはある意味では当たり前であり、歴史的には今まで労働者階級が作り上げてきた権利に対する憎悪と一大攻撃である。学生も将来労働者になるだろうという点と、現に資本主義の中で分断され競争させられている以上、労働者とともに闘うことができる。学生によるストライキは資本の論理がますます貫徹されつつある大学において何十年も前から培われてきた権利であり、当たり前の行為である。

・バリケードストライキと弾圧
 今回のストライキへの弾圧は、大学が学生と対話することを拒否し、警察に売り渡すあり方を浮き彫りにした。さらに警察はこれを機に全国の学生運動・労働運動・市民運動へ攻撃を加え、運動の前進を恐れていることも鮮明になった。この間、安倍政権の進めてきた政策は新自由主義の行き詰まりと彼ら自身の無準備によって自ら崩壊を始めている。大規模な金融緩和を行ったにもかかわらず経済は好転せず、高浜原発も再稼働に失敗した。それとともに反政府や反原発の運動は盛り上がりを見せている。高浜原発の周辺自治体である舞鶴においても2月28日に重要な反原発集会が開催された。このような運動が、社会を根本的に変革しうるストライキと結びつかないために今回のバリケードストライキに対する弾圧が準備された。
しかし、6学生奪還のための活動を通して感じることは、今ストライキが求められているということである。「警察による弾圧は許せない」という声や「昔はもっと激しく闘っていた」、「学生がんばれ」という声が多く聞かれる。署名はすでに1000を超えた。多くの人は大学でのストライキと、それに対する警察の弾圧が何を意味しているのかよく知っている。ストライキは「到底一般社会で認められない犯罪行為」ではなくむしろ求められているのである。返す返す京大当局による「ストライキ=犯罪」論は、京大当局が労働者や市民の立場から完全に乖離したことを示している。
そして言ってしまえば弾圧はいつも襲ってくるものである。私たちはこれにめげず、「反戦ストライキ」の目的を達成すべく、反戦と改憲阻止を目指して闘う。そして全国大学でのストライキと京大での第2派ストライキを準備する。

今日は大学から飛び出して街頭で集会とデモを行っている。これは学生へのストライキ弾圧が労働者へのストライキ弾圧、そして労働法制改悪、果ては戦争への動員と同じ質を持っているものであるから、街頭へ出て連帯を求めるものである。学生も労働者もすでに多くのものを奪われてきている。奪われたもの、つまり団結を取り戻すために6学生の奪還をはじめとして、ともに闘おう。

京大生 アピール
 京都大学の学生です。いま京都市内をご通行の皆さんに聞いて欲しいことがあります。
 今、京都大学で反戦ストライキに立ち上がった学生、6人が逮捕されています。おかしいでしょ!そして今日確認したいことは3点あります。
 一つ目はやっぱりあの反戦ストライキは犯罪なんかじゃないということです。昨年、憲法学者の9割が安保関連法を「憲法違反だ」と言っているにも関わらず、強行採決しました。そして京都大学では絶対に戦争はしないと第二次世界大戦を繰り返さないと言っていた京都大学が軍事研究をやっている。また原発はどうですか?勝手に原発を作っておいて、
原発事故が起きても、廃炉の技術を持ってないから「廃炉できません。」「法律変えて延長します。」と言って、事故が起きても責任とれない。安全だと言って帰還を強制している。
 または下請け業者の数をどんどん増やして、自分たちは働きたくないから原発労働者をどんど増やす。労働者に全部責任を押し付ける。
 この間京都大学で公安警察が大学の中に侵入して、学生を監視するために入っていた。学校に警察が無断で入っていけない。そういうはずなのに、京都府警が京都大学に入って監視していた。これが犯罪でなくて、なんで戦争反対のストライキが犯罪なのか!おかしいでしょ。
 今の世の中絶対におかしいでしょ!
 二つ目、京都大学の山極総長はいまなんと言っていますか?「学生との対話を重視する」「戦争しないゴリラに学べ」、この学長が言っている京都大学で戦争できますよね?大学から軍事研究始まってますよね?
 戦争反対でストライキしたら、刑事告訴なんですよ。お前らは詐欺師だよ!俺たちがこれから作る新しい社会は、戦争反対のストライキは犯罪にならない。戦争反対と言いながら、戦争しないゴリラに学べと言いながら、反戦ストライキを積極的に刑事告訴して警察に売り渡していく。
 これこそ犯罪だろ!僕たちは絶対に騙されない。そして最後三点目、今回追い詰められているのは反戦ストライキを行った学生ではないという事です。なんですか。

 反戦ストライキが業務妨害をした?当たり前じゃないですか!今の大学の業務が許せないから反戦ストライキに立ち上がったんですよ。ストライキをした時期が早かったとか話が言われてますが、僕は最高の時期だったと思います。
 反戦ストライキを打ったあと、すぐに文部科学省は学費の上昇の提案をなされ、京都大学では実は米軍から、5000万円もの軍事研究のお金を貰っていた。こういうことが発覚しました。また、戦争反対のストライキに対してなんと言っていますか。内容では一切議論できない。論破できない。学生を説得できない。

 今日本が、安倍政権が僕たちの年金を10兆円分を株で吹き飛ばして、何がマイナス金利ですか。どんどん社会がおかしくなっている中で、一切大学であり、安倍政権は学生を説得できない。怒る学生・人民を弾圧する。
 説得力がないから、だからストライキに対しては「反対する学生があった」とか当たり前のことを言って、いきなり刑事告訴するしかなくなっているんですよ。
 追い詰められているのは僕たちじゃない。僕たちのストライキにこそ、これからどんどん人々を獲得していく力がある。そう思っています。
 みなさんの協力が必要です。ぜひ一緒にストライキをやりましょう。6人の学生は「自分たちが出てきたら、ストライキに立ち上がる」と決意しています。だから僕たちは仲間をどんどん増やして次のストライキに向けて闘いたいとおもいます。そのことを確認したいです。よろしくお願いします。

獄中から
◆京大Aくん

 安倍政権の戦争阻止へ、一人一人の立場と行動が大きな力をもちます。ぜひともにデモに行きましょう。獄中からですが先頭に立って闘います。

◆京大同学会中執委員長・作部羊平
 今回の威力業務妨害罪の弾圧は、学生の実力行動をすべて否定するものです。権力に一切逆らうなということです。こんなことを認める学生や労働者は一人もいません。京大当局も安倍政権もグラグラです。獄内外で団結を固めて、3・13デモ、3・14勾留理由開示公判でストライキ弾圧をふきとばしましょう。ストライキこそが生きる道です。
2016-03-13(Sun)

3月13日デモ報告!!

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デモ前集会では、救援会議のメンバーを含め、京大生が次々と発言!
「どんな建前にせよ、大学による刑事告訴は許せない!」「共に次の社会のあり方を討論してきた仲間を奪った警察は許せない!」「皆が安心して暮らせる社会、環境、空間を作り出す!」「公権力が絶対でないことを明らかにするためにも、声をあげ続ける!」そのどれもが心を打つ発言でした。デモの共同呼びかけの関西労組交流センターの労働者や全学連の執行部のアジテーションも炸裂しました!
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纐纈書記長は、基調提起をやり切りました!
国家権力が主導し、京大当局が一体となった希代の政治弾圧を跳ね返そう!
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機動隊に囲まれる中、河原町を席巻するデモ!
飛び入り含め、180人!!
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国内外の観光客が、大注目し、笑顔で写真を撮っていました。
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京都府警に囚われた6人奪還のために、京都の人民とつながる行動をやりきります!

3月13日現在、全国から寄せられたものも含めて、奪還署名が1255筆!!

3月17日には第二波デモを予定しています。18時半に三条河原集合で、19時にデモ出発の予定です。
結集求む!
2016-03-13(Sun)

今後の予定

【今後の予定】

3月13日 6学生奪還デモ!

12時〜デモ前意思一致アピール@三条河原
13時〜デモ出発→河原町→八坂神社

3月14日 勾留理由開示公判

前半
12時〜京都地裁前集合 傍聴券配布
12時半〜 抽選
13時〜 勾留理由開示公判(京大生含む、2月29日に逮捕された3人)

後半
14時〜京都地裁前集合 傍聴券配布
14時半〜抽選
15時〜勾留理由開示公判(作部中執委員長含む、3月1日に逮捕された3人)
2016-03-13(Sun)

本日1000筆達成!

バイバイ原発京都の会場で300筆余り署名が取れ、全国から送られて来たものも含め、3月12日付けで6学生奪還署名は1000筆を超えました!検察、京都地裁は直ちに6学生を釈放しろ!
2016-03-11(Fri)

3.11報告

東日本大震災から5年目の3.11も、昨年に引き続き中執で福島に行き、反原発集会、デモに参加して来ました。
国家権力が基地と原発を焦点化する中、今年は原発立地自治体労働者の発言が、台風の目になっていました。
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伊方原発再稼働に反対する愛媛県職員組合と、高浜原発再稼働に反対する京都府職員組合舞鶴支部の人が来て、それぞれ労働安全衛生の問題として、避難計画の問題として、被曝労働拒否の宣言が発せられました。「福島原発事故から学び闘う」という気概が、福島現地の人の心をつかんでいたと思います。
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纐纈書記長も国家権力と闘う立場から、前代未聞の反戦スト弾圧について語り、改憲阻止で大規模な全国スト、京大で第二のストをやらなければ弾圧への総括はつけられない!と戦闘宣言を発しました。
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集会後のデモは、1000人を超える大デモになり、地元からの飛び入りもありました。
福島で日々を闘う人と団結するためにも、国家権力と闘う大規模な学生運動の登場が待ったなしです。
6学生奪還から新歓闘争へ!
2016-03-11(Fri)

街宣報告 全般

この間の街宣はかつてなく大規模に行われています。

街宣では、昔の学生はもっと向こう見ずで過激だったけど、今は「民主主義」で独断専行は流行らないのかなぁ、と眠りこんでいた往年の活動家達に出会います。しかし、昨年のストライキを巡った討論を行うと、やはり過激で良い!授業に行くなど中途半端だ!!と元気いっぱいになります。

若い人も、逮捕された6人から翻って自分は今の時代にどう向き合うべきかなど、討論しています。
署名は600筆を越えました!14日までに1000筆を!!
2016-03-11(Fri)

第三回救援会議報告

第三回救援会議では次の1週間の予定が決まりました。
3月13日 12時三条河原 13時デモ出発
3月14日 午前署名提出 13時勾留理由開示公判
3月16日 15時 第四回救援会議

討論としては、反対意見を持っている人にもどんどん当たって行こう、という観点から、この間の実践における課題と教訓が出されました。

ビラ配り、署名活動において出された課題と教訓

①京大の教授との討論で言われたこと。署名の趣意文に、「でっち上げ」とあるが、背景と経緯がよくわからないので、もう少し時系列を示して欲しい。その上で表現は「政治弾圧」とした方が良いのではないか。

②ビラについて。「逮捕された学生は悪くない」という文脈があるが、その書き方だと、始めから当該を知っていて支持している人にしか通用しないのではないか。また、文脈上、国家権力との比較でどちらが悪いか主張しているように見えるが、その観点よりはむしろ、悪いと思われようがストライキの決断をした当該の決意と苦闘をアピールした方が良いのでは。

③救援会議の拡大に向けて。京大に在籍していない人に支援を求める場合は、政治弾圧、学生弾圧という側面で討論すれば良いが、学内に在籍している人に対しては、日々の生活につながる部分もあるので、より丁寧にストライキの経緯、大学の異常性を説明する必要がある。

救援会議を拡大しよう!
次回は3月16日15時〜@熊野寮食堂
2016-03-11(Fri)

署名提出について

署名用紙
https://drive.google.com/file/d/0B7IMswEObnAUSmxkNzBad296VTQ/view?usp=sharing

署名は3月9日の時点で267筆集まっています。救援会議で決まりましたが、3月14日の朝に、第一次集約を京都地裁に提出しに行きます。

あちこちで集めてくれている署名は、14日の朝に届いても届かなくてもどんどん下記の住所まで送って下さい。

【署名集約先】
京都大学同学会中央執行委員会
〒606-8393
京都市左京区東竹屋町50京大熊野寮
高田暁典気付 京大同学会
TEL 080-1486-5446

勾留満期、起訴か不起訴かが判断される日は、連休前の3月18日になる可能性が高いです。それまでに再度集約をして、何度か提出行動をするつもりなので、どんどん送って下さい。協力よろしくお願いします。
2016-03-10(Thu)

記者会見用資料(3月8日)

記者会見は、会見場の土壇場で記者とこちらの思惑が合わず、実現しませんでした。
当日の資料の一部を載せておきます。



(3月8日記者会見資料 @京都府庁)

 京都大学同学会中央執行委員会

2月29日~3月1日、全学連委員長・斎藤郁真君や京都大学同学会中央執行委員長・作部羊平君ら学生6名が「威力業務妨害」の容疑で不当逮捕された。京大の寮、サークルをはじめ、全国13か所の家宅捜索が行われた。以下見解を述べる。

1.今回の弾圧はでっちあげだ

① 国家権力の弾圧を許さない

本弾圧には安倍の反戦ストライキへの憎悪と恐れがはらまれている。安倍自身が安保法施行(3月29日)と憲法改悪を企んでいる中、反戦ストライキなど絶対に許さないという意思に基づいた政治弾圧なのだ。ストライキが威力業務妨害にあたるなど、前代未聞だ。このでっちあげ弾圧を我々は断じて認めることはできない。



② 我々はなぜストライキに決起したか(当日ビラより引用)

昨年9月19日に強行採決―成立した戦争法をもって、安倍政権が侵略戦争に乗り出そうとしている。すでに昨年10月22日の日韓防衛相会談で中谷防衛相は「自衛隊は韓国政府の合意なしに北朝鮮で活動する」意思を示し、独自に北朝鮮を侵略する構えだ。朝鮮半島をめぐって大国が全面衝突する第三次世界大戦の火ぶたが切って落とされようとしている。この中で、未来を語る大学が無風であっていいのか。私たち学生は黙って授業を受けているだけでいいのか!?

 トルコ政府のシリア空爆に反対する反戦デモを狙った爆弾テロで多くの仲間を失いながらも、トルコの労働者・学生は命がけで戦争阻止のストライキに立ち上がっている。韓国の労働組合・民主労総は3度のゼネストから、指導部全員が指名手配され、数百人が逮捕される大弾圧を跳ね返し、戦争阻止・パククネ政権打倒の11・14民衆総蜂起を敢行した。このトルコ・韓国の労働者が力ある国際連帯を求めて来日し、昨年11・1労働者総決起集会に参加する予定になっていた。この思いにどう応えるのか!? 自治会がない、政治ビラの一枚も撒けない、討論する場所がない、反戦集会を開けない、そういう首都圏をはじめとした日本中の大学から、それでも戦争を止めたいと国会前に集まった学生たちの思いにどう応えるのか!?

 もはや京大は「中立」でも「リベラル」でもない。私たちの身の回りで進む軍事研究や経済的徴兵の戦争動員、そして安倍の戦争政治に対して、京大当局は戦争反対の立場を示すことを「大学の執行部として取り組む問題ではない」と拒否し続けた。他方で、昨年10月~11月の京大キャンパスへの公安刑事侵入と、反戦運動を担う学生へのでっち上げ逮捕に対し、山極寿一総長は「今後は学内での捜査には協力したい」と述べ、逆にその公安刑事を摘発した同学会中執に対し「(学生・教職員の活動は)世間を騒がせるものであってはならない」と言い放ったのだ! そしてその後の弾圧もすべて黙認し、同学会中執の非公認化・吉田寮自治会への入寮募集停止・総人サークルのボックス取り上げの計画を行ってきた。学生から、「黙って授業を受ける」以外の選択肢を奪い去り、警察権力をも導入して反戦運動を叩き潰すということだ! 軍事研究、キャリア教育・グローバル教育、「役に立たない」人文系科目の廃止・再編、「日の丸、君が代」の強制。次の社会のあり方を提起するはずの大学がどんどん変質している。学生は上から降ってくる観念をプログラミングされ、声を上げない、「戦争する社会」のために働くマシーンになる。「就職するため」「卒業するため」。生きるために「仕方ない」と動員されていく。本当にそれでいいのか!?

 「大学の主体は学生」、その意志と力を示すのが10月27日のストライキだ。本当に力を持っているのは私たちだ。すべての生産・流通を担っているのは労働者人民であり、未来を作るのは学生だ。今回、同学会中執は第一共通棟を封鎖し、バリケード・ストライキを行った。国際高等教育院の業務も、1共で行われる授業もすべて停止した。平穏無事なキャンパス支配の中に、ひとつの空白を作り出したのだ。

 もちろん、これはほんの一歩にすぎない。しかしすべてをひっくり返していく号砲だ。東北大学学生自治会がストを準備している。広島大・沖縄大でもストを呼びかける執行部が誕生した。ビラを撒いたら逮捕される監獄大学=法政大で自治会を再建する機運が高まっている。

 同学会中執はこのストを貫徹した。世界中で闘う仲間と、そして日本で「ストライキで戦争を止めよう」と闘う労働組合と合流し、本当に戦争を止める国際連帯とゼネストを作り出す決意だ!


③ 京大当局=山極総長の犯罪性

京大当局は、戦争反対のストライキを弾圧すべく、威力業務妨害による「刑事告訴」を断行し、作部中執委員長を含む6学生を国家権力に差し出した。これこそが大学の戦争協力の実態である。許すことはできない。

安倍政権下でのでっち上げ逮捕や公安警察によるスパイ活動・スパイ工作といった国家犯罪を容認し、抗議する学生を「刑事告訴」で以て国家権力に売り渡す京大当局に「学生の教育を受ける権利および教員の教育を行う権利と責任」を語る資格などない。

④ 6名を奪還し、大学を反戦の砦にするため闘う

3月7日から韓国や周辺海域で過去最大の米韓合同軍事演習が行われ、日本の海上自衛隊は4月にフィリピン近海に潜水艦を派遣することを決定している。東アジアにおいて、軍事衝突を含めた戦争の危機が迫っている。こうした中で行われる大学の「教育研究」はいったい誰のためのものなのか。戦争に向かう一握りの支配者のものでも、金儲けをしたい資本家のものでもない。圧倒的多数の人民のためのものであるはずだ。戦争の下では、人々が互いに殺し合わされ、大学の教育研究がそのために動員される。戦争を止めること、その社会のあり方を提示することこそ大学、つまりは学生の当たり前の姿だ。6学生を即時奪還し、大学を反戦の砦に!


2.今後の方針

●救援署名運動の開始。(配布資料)

【呼びかけ】 同学会中執 富崎弁護士

●3/13京大反戦スト弾圧許さない!京大・山極―安倍打倒!6学生奪還デモ

【日時】3月13日 12時 三条河原に集合 13時 デモ出発(四条通り~八坂神社)

【呼びかけ】同学会中執 全学連 関西労組交流センター

●勾留理由開示公判 【日時】3月14日または16日で申請中

参考資料:同学会中執から山極総長への申入れなどの経緯

●2014年度
10月 1日 山極総長就任
10月 6日 中執から同学会公認などを要求
11月 2日 京大生2名が反戦デモ中に不当逮捕
11月 4日 「京大公安摘発事件」構内でスパイ活動をしていた公安警察を摘発・追放
11月 9日 中執から不当逮捕とスパイ行為に対する抗議を要求
11月12日 全学緊急抗議行動

11月27日 中執から9日の要求に加え家宅捜索への抗議を要求
12月16日 総長が「(学生や教職員の活動が)世間を騒がせるものであってはならない」「捜査には今後も協力する」との見解を発表

●2015年度
5月 8日 中執から非公認告示の撤回などを再度要求
5月12日 総長は告示第4号を発表し選挙を妨害
6月 7日 中執予備選挙で「10月ストライキ」を掲げた作部候補者団が560票を得て信任
7月14日 中執から選挙結果を受けて再度要求
7月21日 総長は告示第5号を発表し代議員会を妨害
7月23日 情報公開連絡会の場で中執から当局が「正当」とする同学会の役員名簿の公開を要求。杉万副学長は「次回連絡会までに検討して回答する」と発言
9月15日 杉万副学長が突如辞任。連絡会も延期に
9月28-30日 反戦運動を闘う学生4名が不当逮捕
10月 2日 熊野寮家宅捜索
10月 7日 中執から学生4名逮捕と家宅捜索への抗議を要求
10月15日 3ヶ月ぶりの連絡会で中執から積もりに積もった問題への返答を要求。代理で出席した北野理事は杉万副学長の辞任と告示を理由に回答を拒否

10月20日 中執から総長宛てに27日ストライキを通告

10月27日 京大反戦ストライキ
10月28日 当局がHPで「刑事告訴も検討する」と発表

11 月 14日  未明、同学会中執による 10・27 京大反戦ストライキに関連して、警察による実況見分が行われた。また、夕方には中執の出していた 3 枚の立て看板が押収。京大当局は、実況見分を黙認。

2月29日~ 作部同学会委員長を含む6学生が逮捕 全国労働運動、市民運動の拠点へ捜索 3月1日 京都大学がホームページ上で弾圧への捜査協力を表明

3月4日 山極総長宛てに同学会中執から抗議文を提出
2016-03-10(Thu)

京大当局への抗議文(3月4日)

2016年3月2日

京都大学総長 山極壽一殿

京都大学全学自治会同学会中央執行委員会

抗議文


 2月29日から3月1日にかけて同学会中央執行委員会委員長である作部君を含む全国の学生6名が京都府警によって逮捕された。さらに全国各地の学生運動や労働運動、市民運動の拠点が家宅捜索された。これは京都大学で昨年10月に行われた同学会中央執行委員会(以下、同学会中執とする)主催の反戦バリケードストライキに対して京都大学当局(以下、当局とする)が威力業務妨害罪として告訴したためであった。

同学会中執は当局と京都府警の暴挙に対して強く抗議する。そもそも昨年10月に行われた反戦バリケードストライキは、同学会中執が京都大学としての軍事研究に対する態度表明をそれまでに再三申し入れ要望してきたにもかかわらず、当局が無視し続けてきたために、同学会中執が決断して行ったものだった。当局はこのバリケードストライキを受けて同学会中執を初め、全学に対して軍事研究に関する立場を早急に表明すべきであった。しかし当局による立場表明は一切なされないまま、迅速な刑事告訴が行われ、先日の家宅捜索と逮捕が執行されたのである。当局が率先して警察を導入することは学生との対話を放棄することであり、「対話を重視する」ということを就任時に掲げた山極総長体制下にあってあまりにも矛盾した対応である。学生に対する最大の敵対行為である。

また、現在世界各地で発生している戦争や紛争に日本政府が積極的に関与し、武器輸出や資本輸出を行おうとしている。そして昨年9月に成立した一連の安保法制によって日本が直接的に戦争に関与することが合法となった。一方で反戦を訴える行動は今回のバリケードストライキのみならず、非合法あるいは監視・抑圧の対象とされつつある。反戦を掲げたバリケードストライキに対して当局が「到底一般社会では許されない犯罪行為」として警察に告訴することは、この日本における戦争の合法化に大学が掉さすことであり、絶対に許すことができない。

私たちはこれ以上の警察=国家権力による暴挙を許さない。それを招き入れる大学の腐敗を許さない。当局は逮捕された学生に謝罪し、即時に告訴を取り下げろ。

満腔の怒りをもって、以上抗議する。


3月2日は学生課の課長が出勤直後から一日中何処かに行っていて会えず、窓口への提出は3月4日になりました。201603130225400b2.jpg
抗議文は、学生と一切対話しない藤田課長に、怒りを持って叩きつけられました。


2016-03-10(Thu)

第三回救援会議のお知らせ

前回3月3日の救援会議では、それから一週間ほどの方針が検討され、運動が進んできました。
本日3月10日の18時から、第三回救援会議を熊野寮食堂で行い、次の一週間の行動方針を練ります。
すでに決まっている方針としては13日日曜日に河原町から祇園のデモ、14日前後に拘留理由開示公判があります。この詰めも行います。絶対に早期奪還を勝ち取りたいので、力と知恵を貸して下さい。よろしくお願いします。

京都大学全学自治会同学会中央執行委員会
書記長 纐纈貴文
2016-03-09(Wed)

3月9日 合格発表展開

合格発表に合わせて、救援署名行動をやりきりました。修学旅行生からニュースを追ってくれている学部4回生、もちろん次期1回生も署名してくれました。先生からはカンパを頂きました。
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途中でスト当日に学生対応だった村中孝史国際高等教育院長(写真左)が通りかかったので、追いかけて討論。
ダウンロード (7)
京大による6学生への刑事告訴を弾劾したところ、
(新聞に載ってはいるが)刑事告訴したかどうかは執行部でないので不明だ!(国際高等教育院長として出席した)部局長会議で話されたかどうかは、教えられない!と3月4日の学生課の職員とほぼ同じ回答でした。考察するに、本当に一握りの執行部で決めてマスコミにリークしたか、みんな知らされているが箝口令がしかれているか、まさかの刑事告訴しているのはデマで、警察が勝手に動いているのを容認、加担しているか、、、。いずれにせよ、大学機構として、異常事態が起こっています。

また内容的な討論も少しできました。(彼は労働法が専門です)
労働者がスト破りを阻止するためのピケットラインを張ることは法で保障されているが、それも最高裁判例で平和的説得のための活動に限られている。今回の有無を言わさないバリケードストライキは違法だし、そもそも学生には労働法は適用されないのだから罪とのこと。学生のストライキは60年代、70年代からずっと違法で取り締まりの対象というニュアンスでした。あと、村中教授個人としては個人の自由を侵害する行為は認められないという立場だそうです。それなら学生、教職員から自由と権利を奪って来た大学法人化そのものが撤回されて然るべきという話を振りましたが、それはわからない、今回の6学生逮捕と戦争体制の関係もわからない、と討論は深まりませんでした。

村中教授から、バリストを反省する気がないならこれ以上討論しないと言われたので、少なくとも大学当局との関係において反省すべき所はどこにもないと返し、話は終わりました。

署名とカンパをしてくれた中国から来た京大の先生は、「こんな逮捕を許していては天安門事件になる!」と自身の経験から語ってくれましたが、弾圧する側にまわるか支援する側にまわるか、京大の先生の中にも意見にかなり幅があります。
動と反動が入り乱れる激動の時代を救援活動の拡大で一つに!!
プロフィール

京都大学同学会中執

Author:京都大学同学会中執
京都大学全学自治会同学会の中央執行委員会で運営する、オフィシャル中執blogです。
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2012年~再建過程について
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