2014-01-16(Thu)

副学長連絡会報告

今日の昼休みに副学長連絡会がありました。学内の組織改革を中心に、前回よりの一ヶ月間に行われた「部局長会議」「研究科長会議」の議論が公開されました。

 総長選挙廃止騒動については一言も述べられなかったので、中執の方から赤松副学長にたずねてみました。

 その中で明らかになったのは、部局長会議、研究科長会議、役員会では何も議論をしていないということです。総長選考会議の内容すらあがってきていないそうです。もちろん会議日程もわからず。

 その他いくつか質疑応答をする中で、学生・教職員とは向き合わない、総長体制の本質が見えてきました。

 副学長の話では、そもそも就任当時は松本総長としても、学生と話すことに前向きだったそうです。
 全学的な交渉の場を設ける意思はあり、民主的な手続きを踏もうとはしていたそうです。

 しかし、京都大学で行われる学生との団体交渉では、「総長サイドを引きずり出した」「決定を撤回させた」「団結、うし!」となってしまう事が多く、総長サイドとしては頭を下げるだけで損しかしない交渉ととらえ始めたそうです。
加えて、その先に何があるのか展望も見えないので、後ろ向きになっているとのこと。


思う所が2つあります。

 1つは大学の運営を総長サイドの怠慢・ネグレクトで混乱させてはならないこと。当事者に関わるけど、追及・批判されるのしんどいからやらないというのはあまりに無責任です。
 副学長からは学生サイドは学生サイドで全学的につながる意識が低下しているから、それでおあいこ…という風にできませんかねぇ…と言われましたが、とんでもない!!この間の抗議の嵐を何と見る!

昨年に同学会で行った総数1587票の得票、1146票の賛同票を得た総長団交要求に関してはどうなんだ!認めない告示を出して目をつぶっているだけではないか!

自らの無責任を正当化することは断じてあってはなりません。

 もう一つは、学生自身が大学のあり方について、手続き上の問題だけにとどまらず、今後の内容にもつっこんだ討論をしていかなければならないということです。同学会のクラス討論でも、「今後の大学の方向性ついて議論していくべきでは」という旨の意見が出始めています。


 そうした時、必ず、今の社会情勢から大学を俯瞰する必要に迫られます。


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 副学長連絡会のあと同学会の執行委員で集まり、何点か話しました。

①「総長はなんでここまでしてくるのか。普通の大学では教職員から好かれている総長のイメージがあるが、松本総長は教職員から総すかんを食らっている。前総長である御池総長の時は話し合っているイメージがあるが…どうなの?」

 人格的な問題で整理してしまうこともできますが、あえて「時代の余裕」の観点から議論しました。それとして、いわゆる「大学自治」を保障できていた時期はありました。御池総長は話しあいをしようとしてきた。納得させようとしてきた。それだけの根拠があったからです。時代に余裕があった。「賃金・予算は減らない。」「大学の産学連携はすばらしい可能性を秘めている・法人化しても大丈夫」

 けれどリーマンショックのあとにそのバブル的幻想は一気にくずれます。非常勤職員の増大、長時間労働での労災、貿易赤字国への転落など、社会は混迷の一途をたどりました。そして、この社会の現実の前に屈服するか、勝ち逃げして管理者の側に回るか、大学という場所はその厳しい二択を迫る斡旋所の性格を持ち始めました。

 松本総長の人格はともかく、その時代に総長をするためには立場選択をしなければなりません。
政権の意思に反し、とことん学生・市民・労働者を団結させて新しい時代を作る立場に立つか、そうじゃないかです。

 御池総長は「いい人」「タヌキ親父」など様々な通り名を持っていますが、今の時代に総長職にいれば、積極的に学生・教職員の分断に力をそそぐか、耐え切れずに一学者として生きるかのどちらかが迫られたはずです。

 時代から整理していくのは重要な視点だと思います。

②「私達は何を目指すの?総長を辞めさせてそれで終わり?」

 もうひとつは方針になるわけですが、上記述べてきたとおり、新しい総長が誰になろうと、悪いやつには違いありません。
 少し飛躍しますがこのことは、アラブの春や日本の政権交代でも明らかになっています。
アラブの春ではムバラク→ムスリム同胞団→軍と代わり、日本では自民党→日本新党→自民党→民主党→自民党と代わって来ました。詳しい内容は省略しますが、エジプトでは政治弾圧、日本では秘密保護法案の制定など、結局学生・市民・労働者を弾圧する方向にものごとが進んでいます。

 トップに何か期待して壮大な絶望を生んだことは歴史の中で数知れません。
裏切られるたびに消耗し、再びゼロからのスタートを強いられます。あきらめの論理が蔓延します。

 私はこういう時にこそ、過去の運動から学ぶ必要があると思います。自分たちこそが、主人となる社会を作ろうとした現場運動を、です。

 学生運動にしても、労働運動にしても1980年代半ばにピークがありました。
当時日本最大規模の学生自治会であった同学会、1000万を組織していた労働者総評議会は度重なる団体交渉とストライキで私達の側に相当な権利を授けてきました。

 しかし、今ではストライキをする自治会や労働組合を日本で見ることはほとんどありません。
どうしてそうなったのか、どうしたらその力が甦っていくのかを具体的に考えていくのが必要だと思います。
それこそが大学の方向性を決めていく鍵ではないでしょうか。

 さて、1月24日は代議員会があります。代議員に立候補する人は連絡先と名前を書いてdougakukai.kyoto@gmail.comまで。集まって議論しよう!!


PS:
 次の総長がどんな人でも同学会は闘わざるをえませんが、もしも話し合いをする責任感をもった人であれば、非常におもしろい討論になるかもしれません。学生は徹底討論を求めています。今は完全シャットダウンなので、当局との討論が止揚されておらず、物足りないという声が出ています。

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