2014-04-18(Fri)

4月19日 TOEFL強制受験反対!

 明日4月19日、新入生全員にTOEFLの強制受験が行われるという情報が入りました。受けなければ後期の英語単位を出さないという脅しつきだそうです。
 そもそもは、昨年の 9 月 27 日、30 日に理・法1回生へのTOEFLの強制受験が行われました。その内容が欠席理由書を書かなければならないというレベルの激しい強制であったため、当時、運営会議で議論し学生の主体性を損ねる問題があると判断しました。受験日当日には同学会中執の考え方を載せたビラを撒き、同学会運動への合流を求めました。当日は多くの学生がビラを受け取り、後期の同学会運動に弾みをつけましたが、その後議論や運動を継続してはいませんでした。

新入生全員とは、やはりグレードアップして来ましたね…。

以下は前回に撒いたビラです。
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                TOEFL ITP の受験強制反対!

7 月 23 日、突然法学部・理学部の 1 回生全員に TOEFL ITP を受験させる旨が告知された。まさに寝耳に
水だ。どうして、必修でない、ましてや授業でさえないものをわざわざ休み中に受けることを強制されなけ
ればならないのだろうか!?

● 大学の基本は「自学自習」
 大学における学問の基本は「自学自習」であり、それは京大も校風として標榜するところだ。だから、大学における授業は出席するかどうか個人の自由だ(単位の取得などで出席しないと不利益を被ることはあるが)。自分の意志で、自分のやりたい学問をするのが大学だ。そのために授業を利用する人もいればそうで無い人もいるだろう。そこは自由だ。しかし、今回の TOEFL ITP の受験に関しては話がちがう。学生の学ぶ意志とは関係なしに、当局がこれを受験しなさいというのだ。さも当然のようにこんなことがまかり通っていては、「自学自習」の学風は死ぬ!

● 理由が不明確
 TOEFL ITP を実施する理由について、法学部・理学部が出した文書には「京都大学の教養・共通教育及び理学部の専門教育における英語教育の改善等を行うため」とだけある。しかし、一回生全員に受験を強制するという踏み込みを行うにあたっての理由としてはあまりにもいいかげんだ。「英語教育の改善等」とあるが、今の教育の何を改善する必要があるのか、試験を実施することで何が改善する見込みがあるのか、全く分からない。

●当事者の意志を無視
 7 月 23 日に告知されるまで、本件に関して学生に意見を聞く場が一回でもあっただろうか? 受験するのは法学部・理学部の一回生なのだ。当の本人たちを無視して勝手に決めて、さあ受けなさいではあまりにも傲慢な当事者無視の態度であるといわざるを得ない。法学部については、説明会を開催しており少しましたが(理学部はメール一本で済ませた!)、試験の実施を撤回する可能性の無いところでの一方的な説明会では意味が無い。

● コピーカードをプレゼントなんて言語道断
 挙句の果てには「受験者にはコピーカードをプレゼント」だと!? 学生を舐めるのもたいがいにしろと言いたい。学生は自らの意志で学問を志す存在であり、またそれが学生の誇りだ。「自学自習」という大学の原則を踏み破るのみならず、ご褒美にコピーカードをあげるから受験しなさいなんてのは全くもってふざけた態度だ! 学生を何だと思っているのか!

● 大学改革の中で
 今回の TOEFL ITP 受験の問題は、大きな大学改革の文脈の中で捉えるべきである。授業日数の増加、長期休業の短縮、授業の出席義務化、課題の増加、受講者数の制限、二重登録の禁止、キャップ制の導入など、今日の大学は、学生を授業や課題でがんじがらめにする方向で改革されてきた。そしてそれは、全学自治会、学部自治会、寮自治会など学生自治会への自治破壊攻撃と一体で進められてきた。2000 年代に入りどれほど多くの自治会が廃止されたことか。学生への規制を強化し、授業でがんじがらめにし。学生が主体性に基づいて自由に活動できる環境を破壊してきたのである。首都大学東京理事(当時)の高橋氏は NPO「21 世紀大学経営協会」2005 年度総会で「大学は原材料を仕入れ、加工して製品に仕上げ、卒業証書という保証書をつけ企業へ出す。それが産学連携だ」と発言した。新自由主義改革が進む現在の社会で、大学は企業を利する研究の拠点、企業の求める人材を育成する場として位置づけられている。その結果、学生が自らの意志
で学問に取り組む「自学自習」の伝統は、骨抜きにされてきたといえるだろう。

● 学生はもっと主張していい! 学生自治会復権し大学を取り戻そう!
 学生は言われたことをやるだけの存在でいいのだろうか? TOEFL 受けなさいといわれて何も言わず受けてていいのだろうか? 断じて否である。学生は自らの頭で考えて自らの意志で勉強する。そうでなければ学問なんてありえないはずだ。学生はもっと自由で言いし、もっと主張していい。そのときに重要なのが学生自治会だ。学生自治会として議論するから、学生総体としての意志を形成でき、学生が大学当局と対等に議論できる。私たち同学会中央執行委員会は、全力で学生の議論を巻き起こす。後期からは、当局と具体的に交渉を進めるため、総長団交の実現に向けて動いていく。今こそ議論を開始しよう! 今こそ学生自治会を復権しよう!

全学自治会同学会
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 中執は以前より、TOEFLの強制受験に反対しています。決して勉強が嫌いだ!というわけではありません。大学当局の学生観、学生分断のあり方が凝縮している部分を強く批判しています。運営会議等で討論して、対策を考えていきましょう。
相談等あれば、dougakukai.kyoto@gmail.comまで。

文責:大森

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