2014-06-26(Thu)

総長意向投票迫る!

高山 前職組委員長ブログ(6月23日)より
…………………………
京大総長選、学外候補者はゼロ
総長選考会議は学内意向投票の候補者を次の6名としました。

 湊 長博 氏(医学研究科長)
 山極 壽一 氏(前理学研究科長)
 北野 正雄 氏(国際高等教育院長)
 三嶋 理晃 氏(理事)
 佐藤 直樹 氏(化学研究所長)
 村中 孝史 氏(前法学研究科長)

投票日は7/3です。

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2月には国際公募の話もありましたが、学外候補者は推薦されなかったようですね。松本総長が掲げているグローバル化は、総長についてはなされない模様です。

この間の動き
6月2日 予備投票
6月11日 学外候補者推薦締め切り
6月21日 第一次選考
7月3日 意向投票(決戦投票含む)
7月4日 第二次選考

情報が明らかになってから二日。
今夜から一波乱ありそうです。
…………………………………
今夜、文’理学部研究科の学生有志の文責で『山極教授に投票するな』という張り紙が吉田南から農学部までの掲示板を埋め尽くすかたちで張り出されました。

霊長類学研究の権威として有名な山極教授が研究職を退き総長になると、指導している学生や若手研究者の学習環境が損なわれ、研究者を目指す学生も減ってしまうかもしれない、ひいては京大にとって損失という理由だそうです。
京都大学理学部人類進化論研究室の赤ハンコもしてありました。当事者がまいたのでしょう。切実な感じがします。

特定の候補者に投票しない運動がこういう形で出るとは思っていませんでした。悪い人になってほしくない系で宣伝されるかと思っていたのですが…。しかし第一次選考で選ばれた6人中誰かが総長になるのはほぼ確実な様相を呈してきました。分野によりムラはあるかもしれませんが、昨今の経済状況を鑑みるに、全体的には人件費削減、研究者の非正規化はますます推し進められるでしょう。<中執としては、先の立候補宣言の第6章に書いた通りの立場です。

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6.新しい総長に期待することが解決策ではない 
総長選挙の廃止・松本総長再任の構想が反対運動によって阻止されたことにより、今年度9月をもって松本総長体制が任期を終え、新しい総長が選挙で選ばれます。これに対し職員組合は「できるだけ良い総長を投票で選ぼう」という方針を出しています。しかしそれで今ある問題が解決されるのでしょうか。

6-1.今の大学は経営協議会が権限を握っている 
2004年の国立大学法人化以降、大学の経営は政府役人や大企業のトップが委員を務める「経営協議会」が担っています。経営を担うということは運営の根本である予算を握っているということで、経営協議会の持つ権限は非常に大きいです。したがって例え総長がどれだけ良い人であっても、経営協議会を通した国家・大企業の圧力に逆らうことはできません。特に京大の経営協議会には、パッケージ型インフラ輸出・労働運動の解体・集団的自衛権の容認といった国家政策すべてを主導しているJR東海会長・葛西敬之が配置され、京大をグローバル人材育成の要としており、その影響は測り知れません。更には総長選挙をやったところで、最終的に総長を選ぶのは、経営協議会委員が半数を占める総長選考会議であるため、選挙で選ばれた候補が総長になるとは限りません。実際2008年には、富山大学において選挙で選ばれた候補が選考会議で落とされています。

6-2.構成員に決定権がない状態で選挙をしても意味がない 
総長選挙において選ぶのは、大学の方針ではなく決定権を持つ「ひとりの人間」です。選ばれた総長が心変わりすれば終わりですし、そもそも多数決である以上少数の意見を排除しています。投票で選ばれる新総長に期待するのでなく、全ての大学構成員が問題を提起し・全体で議論し・決定できる関係を作る。学生や教職員自身が互いに議論し・団結して真の「大学自治」を取り戻していく行動こそが、現状を打開する唯一の解決策なのです。


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7月4日までの動向は大切です。
またわかり次第つたえます。

中執 大森

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Comments

6-1について

国立大学法人京都工芸繊維大学では2012年、教職員の9割から回答率があった「意向調査」の結果(トップ候補5割程度得票、次点3割程度得票)が学長選考会議で覆され、次点候補が学長に選出されています。
不本意甚だしいとはいえ法的には問題はなく看過されていますが、何故次点候補が選ばれたのか、そもそも選考委員会は誰が所属しているのか、といった基本的な事柄すら、公開も説明もなされていなかったそうです。
国立大学において既に大学の自治は破壊されており、今回の学校教育法並びに国立大学法人法改悪決定でとどめを刺される寸前に至ったという認識でいます。
教職員の間で燻っている疑義を運動というカタチにし、学生を含めた連帯でこれを法人に叩きつけなければならい。痛感しています。
プロフィール

京都大学同学会中執

Author:京都大学同学会中執
京都大学全学自治会同学会の中央執行委員会で運営する、オフィシャル中執blogです。
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