2014-09-30(Tue)

松本総長体制 終焉…別れの挨拶

本日をもって、松本総長の任期は終了します。その直前に開かれた二つの催し物で、松本総長の別れの挨拶がありました。

一つは9月28日に開かれた、京大アカデミックデイです。
50組ほどの研究者と対話する、松本総長が目指した理想像がそこにはありました。
生物系の部活をやっている高校生も、六甲山で見つけたキノコについて発表していました。
数年後に特色入試で入ってくる子たちもいるかもしれません。
IMG_4296.jpg
 うすぐらい会場のすみの方に、松本総長のあいさつ文が置かれていました…・。
クラゲから電子機器にいたるまで、研究の大半はわかりやすく、新たな発見が多かったです。しかし大学論や、グローバル時代の英語教育のコーナーに行くと、非常に抽象的なもので、心には響きませんでした。新自由主義において学生がバラバラにされていくあたりの認識が薄く、市民との連携を通して理想郷、箱庭を作ればよいとする研究が多かったです。
総長のあいさつも同じで、時代認識がないんですよね…。残念。

 もう一つは9月29日に開かれた、稲盛財団30周年のアルゴア元米副大統領の講演会です。稲盛氏、アルゴア氏、松本氏の順にしゃべりました。
写真 3 (1)
 稲森氏はJALの経営再建で大幅な首切りを強行したヒトでもあり、入口の近くで、JAL労働者の不当解雇撤回署名が集められる中での騒然とした講演会でした。
 まず稲盛氏が山中伸也教授にも支援していた話をし、報われない大学の研究者を応援する宣言をした後、アルゴア氏の本講演が始まりました。
 アルゴア氏は投資会社の会長、APPLE社の取締役だけではなく、環境保全の活動家であるということで、地球温暖化と異常気象の関係をスライドを使いながら熱弁しました。

 会場からの質問では、京大の農学部1回生から、「戦争が環境破壊してますよね、市民から「原発についててどう考えてますか」という声が上がり、アルゴア氏は躊躇しながらも、一生懸命に返していました。

 戦争については、自転車の例をあげながら「目標に向かって進めば誤った方向にはいかないよ!」「私は楽観主義者。グローバルな時代にみなが共通の健全な目標を持つことを確信している!」という答えになっていない謎の返答をしました。戦争はもう始まっているのではないのだろうか・・・。あなたの母国は、最近イスラム国打倒と言い出しましたよね・・・。

 原発については、さすが環境問題のスペシャリスト。元々彼自身が下院議員だった時に原発を推進しまくったことを話した後、①コストが高い②安全性がない③核廃棄物の危険性④北朝鮮やパキスタンの核軍事利用 があるからやはりやめた方がよいのではという個人的な見解を述べました。アメリカでも今は一基建設しているだけで、主流じゃないよ、とも。

 松本総長の最後の締めのあいさつでは、シカゴの航空管制官の労働者による放火事件の前日に、運よく飛行機で日本に飛びたてたアルゴア氏の幸運を喜ぶことから始まりました。そして本来奥ゆかしく、集会での発言を好まない日本人のあり方から、本会では脱皮し、若い学生が次々と発言したことを喜びました。今回のテーマは地球環境と人類の持続可能性でしたが、京大ではさらに生存学、どうやって英知を結集し、生き残るのかを探求していることを語りました。個人、家庭、社会、アジア、世界とつながりを強化し、これからも稲盛財団と共に、歩んでいきたいと締めくくりました。

 総長!6年間お疲れ様でした!財団や個人の研究者には言及できても、学生の団結、自治に対しては何も言えないあたりが、とても奥ゆかしくてたまりません!国大協の会長はまだ続けられると聞きます。また近いうちにお会いし、闊達に討論しましょう!

中執 大森

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