2013-04-16(Tue)

「同学会」ってなんだろう?

今週月曜日から、このようなビラ(怪文書)が学内中に掲載された。

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あまりにもレベルの低い内容で、文責すらない誹謗中傷の類なので、僕としては放置しておこうと思っていたのだけれど、
ある若い学生から「こんなことを許しておいてはいけないし、学生は小太郎さんの見解を求めてますよ。」と言われたので、しっかり僕の考えをここで述べる。

少し長くなるし、聞いてて気分のいい話でもないが、気になる人は最後まで読んでほしい。
僕も忙しいので、こんなことに時間を取られること自体、残念至極なのだけど、これこそが旧同学会役員のやり口なので、丁寧にいこう。

全体としては、
①これらのビラがどういう関係で撒かれているのかということ。
②旧同学会役員がどういう点で腐敗しているのかということ。
③ビラに書かれている内容に対する反論

という形で書いていく。

①この間の同学会運動への敵対
新入生の皆さんは、初めてで驚かれたかもしれないが、京都大学では、同学会に関するこういった怪文書が撒かれることは珍しくない。怪文書だけでなく、具体的な襲撃や、個人攻撃まで、かなり組織だって巧妙に同学会運動に敵対する勢力が、京都大学には存在している。
最近最もキャンパスを驚かせたのは、僕が所属するサークルである、哲学研究会が襲撃された事件であろう。
写真を見れば、その壮絶さがわかる。
ちなみに、哲学研究会と同学会の関係は、僕が所属するというだけで、組織としては何ら関わっていなかった。

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これについては、過去の中執ブログで僕の見解は述べているので、そちらを参考にしてほしい。(http://dougakukai.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

これらの、ビラ貼りや襲撃は、いつもキャンパスが静かになる夜中を狙って、秘密裏に行われる。心ある警備員や学生からの情報によると、これらは、覆面をした数人の集団が組織だって行っているということと、吉田寮生が関係しているらしいということまでは分かっている。(吉田寮自治会には、正式に同学会中央執行委員長として、調査の依頼をしているが、未だ返答はない。)

個人的で正直な僕の感想を言うと、夜中の大学で、覆面の輩が、集団でビラ貼りをしている光景を想像すると、気持ち悪いの一言で、もちろん恐怖もあるのだけど、それ以上に、その行動原理に興味がわいてしまう。

これを、一部の学生が自分の趣味で行っているのなら、僕はすごく残念だけど、何も文句は言わない。
しかし、この集団が「同学会」を未だ平然と名乗って、京都大学当局がそれを認めるという形で、BOXも自治会費(現物支給)も使い放題の権利を得ているのだから、この大学の学生自治は末期的と言わざるを得ない。
ちなみに、この集団の事を、京大当局が「同学会役員」と呼んでいる事に倣って、「旧同学会役員」と僕は呼んでいる。

おっと。
こういう書き方をすると、ビラを撒いた犯人と、旧同学会役員を同一視する冨山はナンセンスだ!とまたもやネットで書かれそうなので、僕がその根拠としていることを何点か述べる。

1、僕の電話にかかってきた脅迫電話。
 これは、僕の携帯に、旧同学会役員をやっていたとされるヤスダという人から、一晩で10回を超す脅迫電話がかかってきた事件。内容は、「今すぐ、修学院に来い。お前わかっているな。」というもの。
 結局、その日は、戦闘じゃなくて、銭湯に行ったけど、僕は何をわかればよかったのか、未だに分からない。ブログでも書いているので、また読んでほしい。

2、僕の所属するサークルに対する襲撃の犯行声明
 僕の所属するサークルが、「僕が所属する」というたったそれだけの理由で、襲撃を受けているのだけれど、これの犯行を過去に旧同学会役員を担った学生が、自認している。中執ブログのコメント欄に届いた、メッセージを全文載せるけど、よくも恥ずかしげもなくこういうことができるものだと感心してしまう。
 あんたが規約を無視してでっちた「同学会」がどれだけ広範な人々の憤激を買っているか、分かってない。みたいだな。俺はあんたのやってることは最悪だ警告したはずだぞ?直接にな。君の前向きな気持ちにはそれでも答えてやりたいと内心思ってたが、こんなことをグダッてるようなら、なんとかあんたの良心を汲み取ろうという気も失せる。失望させるな。君がこういう目に会うのは、君と??????????がやってきた悪行の報いだ。甘んじて受け入れよ。同じ中核でも再建協はちゃんと謝ってるからな。多くの人のあたたかい応対をうけてるぞ。俺が誰だかわかるな?

3、吉田寮とのパイプ
 旧同学会役員の連絡先は、学生部によると、吉田寮ということになっているらしい(この件に関しては、吉田寮自治会は、「正式に自治会として関わっているわけではなく、吉田寮生個人が関わっているかもしれない」という立場である)。旧同学会役員に関わってきた学生(?)で確認できている人のほとんどが吉田寮生である。さらに、これらのビラ貼りや哲研に対する襲撃を行っている人間が吉田寮を出撃点としているという目撃情報が多数存在する。
 以上から、僕には一連の同学会への敵対行為が、吉田寮をパイプにして、旧同学会役員と繋がっていると考えている。

4、今回のビラの内容
「昔から続く同学会はクラス討論や議長の選出などやっていない。」というのは、旧同学会役員でなければ書かない。旧同学会役員は確かに、クラス討論などやっていないが、同学会の歴史を調べてみれば、クラス討論やクラス決議,代議員の制定は、同学会の取り組みでも最も一般的なものである。

他にも、決定的な根拠はいくつかあるのだけど、さすがにくどくなっているので、このあたりで止める。
僕の見解としては、今回のビラ貼りが、散発的な学生の行動ではなく、何らかの集団による、組織だった同学会への敵対行動としてあるということだ。

②旧同学会役員の思想的腐敗
上記のような一連の僕に対する襲撃を、1・2回生に話したら、そろってみんな「なんで訴えないんですか?」と言われる。
これだけの事をされているのだから、法的手続きや、京大当局に訴えることもできるのかもしれない。
でも、僕はそんなことをしようとは思わないし、それでは意味がないと思っている。

自治会の原則に「当事者間解決の原則」というものがある。
自分たちの権利は、自分たちで守るということだ。
警察や、総長が出てきて、自体が収集したとして、それでは自治会の死である。
少し難しく、聞き慣れない発想かもしれないが、何にしても僕はそう思っている。

ならば、無法がまかり通るのかといえば、そんなことは無い。
取り締まるのは、僕であり、京大生全員の責任なのだということが言いたいのだ。
その意味では、旧同学会役員がここまで無法に僕を襲撃することだって、京大生がこれまで自分の所属する自治会の事すら、真面目に考えてこなかったツケだと、僕は考えている。
話が少しそれたが、このような考え方から、僕は、旧同学会役員について批判する時に、その行為ではなく、その行為に貫かれる思想を問題にするようにしている。

僕は今、同学会の実質的な再建にむけて奮闘しているが、何を再建したいかと言えば、ただ一点でしかない。
それは、同学会が学生の声をしっかり聞いて、運営されるようになるということだ。

そのために、僕は、何百人という学生と議論し、要求書に連名をしてもらって、旧同学会役員に話合いを求めてきたし、あらゆる学生が会議に来ることを一切排除しなかったし、自分を襲撃した旧同学会役員の学生ですら同学会活動に関わってほしいと思っている。
なぜなら、どれも等しく、学生の意見であるからだ。

旧同学会役員に関して、僕が一番許せないのは、学生自治会を名乗りながら、学生の前に一回たりとも登場していないことだ。
にもかかわらず、彼等は、学生全体を代表し、金や権利を貪っていく。

今回のビラの件でもそうである。
僕に批判があるならば、自分たちがどういう自治会運営を目指しているのか明らかにしたうえで、責任を持って、堂々と京大生に話せばいい。
文責もない怪文書を、覆面をつけて夜中に掲示する輩が、「学生自治会」を語るとは、破廉恥にもほどがあるというものではないか。

自分たちだけが独善的に正しいと思い込み、誰にも検証されることなく学生全体を代弁して、同学会を自分たちの利権にしていく、旧同学会役員たちの思想と行動原理。
この思想が、吐き気がするほど、腐敗しているとのだ。

僕は、自分が正しい人間だと全く思っていないし、そもそも、「正しさ」が客観的存在するということに、非常に懐疑的である。
人間社会は間違いを犯す。意識、無意識に関わらずである。
だからこそ、人間社会において重要なのは、「間違いを犯さない事」ではなく、「間違いを反省できる機構」なのだと、僕は、熊野寮自治会の先輩から何度も何度も教えられた。
それは、まだまだ未成熟な学生自治会が取るべき、最も重要な立場ではないだろうか。

③今回のビラに対する批判
今回のビラは、これまでと比較しても、あまりにも内容がなく、批判の対象にすらならないような、誹謗中傷である。
時間が惜しいので、デマコギーの訂正と、このビラが印象操作のために、意識的に隠ぺいしている事実を述べるにとどめる。

1、同学会は中核派系全学連ではない
 ただの事実の問題である。同学会は京大生の自治会であり,全学連は全国の自治会を再建させるために活動する学生の集団である.全学連がなにをしているのかは,全学連(03-3651-4861)に直接聞いてみればいい。
2、同学会は一つである
 二つあるという意味が、正直よくわからない。全学自治会は京大生2万3000人(正確には学部生1万3551人+院生9244人+研究生α)全員の加盟する自治会をさすので、二つあるというのは論理的にあり得ない。
3、「歴史あるフリ」「ウソつき」とは何をさすのか。
 同学会中執の何が批判されているのか不明である。また、まだまだ微力ではあるが、旧同学会役員よりは実績を積んでいると自負している。
4、学部自治会の声明について
 よく読めばわかるが、学部自治会の「声明」は選挙に関する声明であり、学部自治会が同学会という組織を本物かどうか判断したことも、する権能もない。また、選挙によって選出されたのは執行部は暫定的なものであることは、クラス討論でも何度となく確認されており、現在の中央執行委員会は、7月の代議員会で正式に選出されたことを持って、中央執行委員会を名乗っているのである。(参照:http://dougakukai.web.fc2.com/02_data/01class.htmlhttp://dougakukai.web.fc2.com/03_negotiation/02others.html、)

他にもあるのかもしれないが、これ以上の展開は、学生から疑問点を指摘されたときに、逐一行っていくことにする。


以上で、今回の件に関する、僕の意見表明は終わる。
もう少し、議論として深める点はありそうだけど、それは時間を見つけて、また投稿したいと思う。
僕がもう少し話ておくべきかなと考えるのは、
1、旧同学会役員とは何か
2、中核派とは何か
3、過激派、セクト、内ゲバ、ヘルメットなど、学生運動につきものの暗い影とは何か

という3点。
近いうちに投稿するので、どうぞご期待を。

疑問点や質問点があれば、レスを下されば、対応します。

それでは。
恩田と

中央執行委員長
冨山小太郎









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Comments

No title

吉田寮生です。
吉田寮自治会が公式な活動として、「ビラまき」や「襲撃」を実行してはいません。
吉田寮自治会は、暴力路線な組織ではありません。

ただ、一部例外的な人間もいます。その人は、全学連の立て看を破壊したと言ってました。

原因は、理屈じゃないと思いますよ。暴力を楽しむような類の人は、どこの世界でも少数ではあるが、存在しますよね?衝動的に破壊したんじゃないでしょうか。。。

私は残念ですけれど、繰り返しますが、吉田寮自治会は暴力路線の組織ではありません。誤解なきよう。

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