2015-05-23(Sat)

最近の対当局攻防

京大同学会中央執行委員会の大森です。今年度の自治会の執行部選挙が5月25日~6月5日に行われることを以前お伝えしましたが、その力を弱める為に、5月12日付けで告示第四号が出されました。http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/kosei/news/2015/150512_1.html

京大ホームページをはじめ、大学の掲示板などに貼られています。実はその前週5月8日に、同学会の執行委員会は「選挙と学生投票を認めない」とした告示を撤回するように、申し入れ書を提出していました。その申し入れへの回答として、直ちに今回の告示が出される形になりました。

内容は当然満足いくものではないですが、かつてなくスピード感ある対応です。告示が出されたのも、2013年、松本総長(当時)と話し合いの場を持つべきかを巡って行われた学生投票(総票1587賛成1146)以来、1年半ぶり3回目です。私は昨年度飛躍した学生の「反権力」の闘いに、大学側が相当追い詰められていると見ています。

方針として、5月20日の情報公開連絡会で、今回の告示の責任者である杉万副学長を追及しました。連絡会は昼休み12時~13時に学務部二階会議室(付属図書館南側のレンガの建物)で行われました。報告は以下の文章の最後の方に載せているので、読んで下さい。

また、京大生のみなさんは、選挙を成功させるために、投票行動よろしくお願いします。さらに時間がある人は、選挙管理委員会のスタッフになって票集めを手伝ってください。協力お願いします。



2015年5月8日 提出の申入書


申入書
京都大学 山極 寿一 総長 殿            

 京都大学同学会執行委員会

以下4つの項目を要求する。
・2012年度7月27日の代議員会で召集され、継続してきた同学会執行委員会を、公認すること。
・2015年度京都大学同学会の団体結成願に、現執行委員の名前を記入させること。
・現執行委員会並びに、2015年度代議員会で選出される執行委員会に団体交渉権を与えること。
・開かれた場で総長自ら団体交渉を行い、告示第五号、第四号の撤回に向け動き出すこと。


経緯
・2012年の5月、数十年ぶりに同学会の執行部を選ぶ全学選挙が行われた。
・選挙では団体結成願を大学当局に提出した学生の中から、一組の候補者団が立候補した。
・大学当局もテントを貸し出すなど選挙に協力し、3042の総票、2147の信任票が得られた。
・しかし、選挙後、京都大学の執行部は、選挙に関わった学生ではなく、団体結成願の名簿の中から恣意的に選んだ一人の学生とのみ交渉することを宣言し、当人に圧力がかけられた。
・その学生は大学当局の強硬な態度を受け、選挙に関わった学生と共に行動することを拒否した。
・学生を分断する理不尽な仕打ちであると、選挙に関わった学生は、何度も学生担当窓口につめよったが、学生間で解決するように言われるだけで、交渉が打ち切られることが続いた。
・2012年の6月22日には告示第五号が出され、当局が選んだ学生を除く、選挙に関わったすべての同学会員に対し、京都大学の執行部は今後交渉しないことが公に宣言された。
2012年7月27日の代議員会の場で、選挙で選ばれた学生が中央執行委員会に選出され、執行委員会を招集した。
・その後執行委員会は、かぶる部分はあるが引き継がれており、学内の意思形成のために動いた。
・2012年度は、国際高等教育院問題から立て看板規制に至るまで、多くの学内規制について情報開示を求める申し入れを行なったが、告示を理由に回答はなかった。
・2013年度は立て看板規制・構内の交通規制・思修館の建設強行について、総長と話し合いをすべきかをめぐり、学内で賛同する1146の票を集め、総長団交要求を行った。
・2013年の11月11日には告示第四号が出され、総長団交要求は棄却された。
・2013年12月25日、総長へのさらなる権限集中を図った総長選挙の廃止を阻止するため、抗議の座り込みを行った。
・2014年度は山極総長―杉万副学長も批判してきた国際高等教育院の、学生の意向を無視したTOEFL受験強制、i-ARRC新棟の建設強行などの矛盾と対峙すると共に、戦争反対の集会を何度も開き、大学自治を脅かす公安警察を学内で摘発・追放する等、国家権力本体と対決してきた。
・以上3年に及ぶ活動の主軸は、大学運営や学生生活一般について、1回生約3000人を対象にクラス討論を行うことであり、資料は計19編に及んでいる。
・自治会執行部を選ぶ全学選挙は計3回行われ、昨年は1回生を中心に1416の総票があった。
・自治会の代議員会は計6回行われ、開かれた運営会議は計50回ほど行われている。
・告示第五号で触れられている、同学会、学部自治会名の共同声明は2014年度は出ていない。

論点
・同学会の執行委員会は、十分に学生に責任を取る自治会として機能しているのではないか。
・告示そのものに関して、当時と今では判断材料が異なるため、再考の余地があるのではないか。


回答期限は5月19日までとする。今後の展望も含めた、文書での回答を望む。       

以上 



5月14日公開 2015年5月12日付告示第4号 


告示第4号
 現在、「京大同学会中央執行委員会」あるいは「同学会中執」を名乗り、「予備選挙」を呼びかけている団体がある。
 京都大学は、学生の自主的な活動について、直接関与するものではない。
 しかし、この「予備選挙」を計画している「京大同学会中央執行委員会」は、平成24年6月22日付告示第5号(以下「告示第5号」という。)において、「京都大学が昭和34年以来公認してきた京都大学全学自治会同学会とは一切関係ない」と断定した団体である。よって、現在同団体名で公示と題し呼びかけている「予備選挙」は、京都大学全学自治会同学会とは一切関係のないものであり、「京大同学会中央執行委員会」が何らかの要求をし、または交渉を求めてきた場合も、京都大学は、これを認めることはない。
 今後、上記の「京大同学会中央執行委員会」が新たに「選挙」、「学生投票」等を行う場合も同様であり、京都大学がそれらを認めることはなく、引き続き、告示第5号、平成25年11月11日付告示第4号ならびに本告示に基づく対応を行う。
京都大学



5月15日 課外活動掛座り込みの報告


サークルをやっている方はご存知だと思いますが、公認団体は課外活動掛に団体結成願を提出しなければならず、提出期限は5月15日(金)でした。
 同学会の執行委員会は同学会の団体結成願を書きたい旨を前もって課外活動掛に言いましたが、その際嶋村課長補佐は、「もう別の人(「本物の」同学会役員)に渡した」と言っていました。その後14日の夕方に課外活動掛に聞きに言ったところ、未提出との事だったので、15日の朝から一日中、課外活動掛で座り込みを行い、訪れた人に我々の主張をまとめたビラを渡すと共に、「本物の」同学会役員が来るのを待ちました。島村課長補佐は「(『本物の』同学会役員が)14日の17時15分以降に提出しに来た」と言いましたが、「提出された団体結成願」を見せないので、信用ならず、座り込みを続けました。 結局その日「本物の同学会役員」は現れませんでした。
 そして、届けの提出時に提出者の名前を書く紙があるのですが、その同学会の欄は空白のままでした。課外活動掛職員の森、川野氏にこの件を追及したところ、「窓口に学生が一度にたくさん来たので、忙しくて対応しきれず、書き漏れが生じた」と説明されました。我々は「14日の17時15分以降、つまり窓口を閉めた後に特別に同学会だけが提出しに来て、それで書き漏れが生じるのか」と、更に追及しましたが、「書き漏れがあった」と繰り返すのみでした。

結論:嶋村課長補佐以下課外活動掛は支離滅裂。同学会を実質非公認化したいために、絶対ウソをついている。



5月19日 申し入れ行動への大学の回答


▼大学当局、答えず!
 5月8日、大学当局に以下4項目を申し入れました。
・2012年度7月27日の代議員会で召集され、継続してきた同学会執行委員会を、公認すること。
・2015年度京都大学同学会の団体結成願に、現執行委員の名前を記入させること。
・現執行委員会並びに、2015年度代議員会で選出される執行委員会に団体交渉権を与えること。
・開かれた場で総長自ら団体交渉を行い、告示第五号、第四号の撤回に向け動き出すこと。

 19日、これらに対して杉万副学長‐藤田学生課長の返答がありましたが、「告示のとおりに対応する」、つまり「自治会選挙や学生投票に関わった学生」とは話をしないの一点張りで、内容的な返答はありませんでした。
 さらに5月12日付けで出された告示第4号(自治会選挙を非公認とするもの)について追及しました。
藤田学生課長は、学生生活委員会(杉万委員長)が出したと証言しましたが、どういう理由と経緯で出したのかは答えませんでした。

結論:杉万副学長‐藤田学生課長は、やっていることがただの卑劣な弾圧であるが故に、我々や全ての学生・教職員に対して、自らの行為の正当性を、内容的に論ずることが一切できないのである。だから「君らとは話をしません」「答えません」とだけ言う。

方針:20日昼休みの情報公開連絡会で杉万副学長から直々に情報公開してもらいましょう!




5月20日 情報公開連絡会での大学とのやり取り


5月20日の正午から本部構内学務部棟2階会議室で情報公開連絡会が開かれ、中央執行委員会(執)からも参加しました。杉万副学長(杉)と土生木学生支援・教育推進部長(土)から、この間の大学当局の動きについて説明があったあと、質疑応答を行いました。主に5月12日付で出された「告示第4号」について質問しました。

執:「予備選挙は非公認」とする告示第4号は、どのような経緯で出されたのか
杉:理事会で発議され、学生生活委員会で決定された
執:理事会で提起したのは誰か
杉:答えられない
執:告示を出した理由は何か
杉:予備選挙を行う同学会は大学が公認している方の同学会とは別であり、「予備選挙を大学が公認している」と新入生が誤解しないようにするため
執:それでは、「大学が公認している方の同学会」の責任者が誰であり、どこにあるのかを示すべきではないか
杉:それは学生側のやるべきこと
執:そもそも、「大学が公認している方の同学会」は本当に存在するのか。いまの中央執行委員会を認めたくないためだけに、当局がでっち上げているのではないか
杉:今年もサークル継続願が提出されている
執:直接確認したか
杉・土:していない
執:課外活動掛は「5月14日17時15分以降(受付時間外)に受け取った」と言っているが、提出済サークル一覧表には記入がなかった。名簿を確認した学生もいない
執:サークル継続願には「会員は全学生」と記入されているはず。会員として役員が誰かを聞く権利はあるのではないか
土:名簿を直接見たわけではないのでなんとも言えない
執:では、名簿を見た後にまた返答をもらえるか
土:何らかの返答をします


以上の内容は、追跡記事形式のビラにより、長期にわたって学内に周知されています。

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告示第五号、第四号について
2012年~再建過程について
→リンクから見れます。

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