2015-10-16(Fri)

クラス討論 第一ターム

クラス討論も、来週からいよいよ第3タームに突入していきます。これまでに討論してきた内容は非常に重要なものです。何度も何度も繰り返し討論していきましょう。クラス討論の概要は順次運営会議で集約されています。今回は第一タームの報告をします。



2015年度後期クラス討論 第一ターム 討論抜粋

○後期からは戦争反対のストライキを呼びかけることになるため、しっかりと討論することが必要である。
○討論の前提として前期に集められた質問に対してしっかり、わかりやすく答えなくてはならない。

 以下では主な質問や意見に対して、クラス討論第一タームで行った受け答えを述べます。

1、安倍政権は安保法制によって戦争をしようとしているのか?
 実際どうなるかは歴史が証明する、ということであるが、生きている間は現状や過去から先のことを想定しなければならない。
同学会中執は安保法制によって戦争が起こると考えている。なぜか。資本主義経済である以上、企業は利潤を上げるために市場の拡大や資源の確保を追求する。日本国内を見ればデフレが長い間続き内需が拡大する可能性は非常に少ない。(アベノミクスによる好況はバブルによるもので、実態は実質賃金の低下とますますの労働強化だった。)そのため企業と、それと結託した政府は海外市場を奪いに行く。そのやり方は経済援助によって工場やインフラを建てるなど多様であるが、究極的には軍隊で土地を破壊したり、労働者の闘いを制圧することによってそこを支配することが行われる。イラク戦争ではそのようにしてイラクにアグリビジネスなどが入っていった。日本の経済同友会の人も安保法制によって進出先の「社会主義革命や暴動などを鎮圧できる」と言っている。

・どこと戦争する?
日本が戦争をするとしたとき、一番現実味があるのが朝鮮と中東。

2、山際総長と杉万副学長はいい人じゃないか?
 中執が問題にしているのは人格の問題ではなく、現在の社会体制に沿って大学なりを運営した場合に、必ず自治破壊が起こるということ。それをこの1年間担ったのが山際総長体制だったということに過ぎない。
 松本総長と山際総長との間の違いは特に研究に対する態度(介入するかしないか)に違いがあったようだが、いずれにしても文科省の言いなりにならないと予算が下りてこないという構造は変わらず、そのあらわれ方が違ったということ。
 現在の社会体制に沿わない運営を行う(たとえば情報をしっかり提供するとか、最終決定権を持つ総長が学生と団体交渉するとか、企業と癒着しないような研究資金の集め方を開発するとか)ことができたらとても面白いことになると思います。というよりもそのようなやり方を工夫していくようなことが学問の自由というものが獲得された時代の大学の役割ではないでしょうか。(そのためには全構成員の工夫と協力が必要です。だから自治なのです。)

 ・そのうえで杉万副学長辞任
 理事会と学生の板挟みになったことで耐えられなくなり辞任したのだろう。理事会が出てこればよい話。

 ・誰ならいいんだ?
 現体制にからめとられない人。そのためにはその人と学生教職員との信頼関係と支える・突き上げる運動が絶対必要。人格者の山極が総長に選出されたとき、どれだけの学生教職員と信頼関係がつくられていたかといえば、全然作られておらず、結局は評判だけであった。むしろ研究者としての信頼のほうが明示的に厚かった。

3、ストライキは過激だ!
 いきなり公認団体を非公認化しようとしたり、吉田寮に入寮募集停止の通告を出したりする大学のほうが過激だ。同学会中執として何度も申し入れしたが相手にされなかった。さらに公認の自治会の要求も受け入れられない。このことのほうが問題である。

 ・何のためのストライキ?
 大学の戦争協力を認めないストライキ。新自由主義大学を認めないストライキ。

 ・京大は戦争協力していない。
 たしかに防衛省に研究の応募はしていないが、軍事企業でもある日立製作所の役員が経営協議会にいたり、安保法制懇にいた中西寛などがいる。新自由主義の中で全国の大学、特に国立大学は交付金が減らされ、競争的資金になるなかで桁違いの防衛省の予算が欲しい。

・授業がある!
授業も学生に対する管理のようになっている。出席が半強制的になっていないか。その間に本当の社会的な問題(安保法制など)が通って、現場に貫徹されていく。授業を絶対視する必要はない。むしろその支配から意識的に逃れて自分たちで学問するのがストライキ。

4、もっと大衆的問題を!
 常に課題になること。TOEFL問題は大衆的な課題であるが、まだまだ問題は多いことはわかっている。単位問題、学費問題など。
 でも結局は大なり小なり文科省との関係に行きつくということが重要。特に法人化以降は国の意思が大学運営に反映されている。その根本のところを中執は突いている。

 ・表現の問題
 多様なセンスを持った多くの人が関わってもらえればよい。

 ・人文系廃止について
 ※この問題自体は関心が高く大衆的な問題である。
 予算の問題。あるいは理工系重視の問題。文系の意義。全国的にはすでに始まっている。京大ではまだ表れていないが構えておく必要がある。また突き詰めると安保法制や軍事研究などと同じような問題であり、人文系学部廃止に関心を持つならばそれらともつながるはず。決定的な違いは直接居場所がなくなるかなくならないかということ。

5、政治家になったほうが良いのでは?
 社会を動かしているのは一握りの政治家ではなく労働者や市民である。それが現場の在り方、それと密接に関係する社会の在り方に対して声を上げて変革しようと試みることは当たり前であり、重要なこと。
 そもそも政治家(ほかの言葉では代表者)になるとして、何の代表なのかがわからなければ意味がない。代表を送り込む側としても自分たちの要求が何なのか、どうしたいのかがなければ代表が立てられない。自分たちの要求をしっかり持って、一致できる人を見つけて育てていかないといけない。それを抜きにして政治家になるべきだというのは無責任。

 ・じゃあどういう手順で大学を変えるんですか?
 学生と総長が団体交渉をしていろいろなことを決めていける体制が望ましい。しかし今できていないので、開かせるよう強制するしかない。

6、安倍政権支持!
 討論しましょう。

中執書記長 纐纈

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