2016-03-10(Thu)

記者会見用資料(3月8日)

記者会見は、会見場の土壇場で記者とこちらの思惑が合わず、実現しませんでした。
当日の資料の一部を載せておきます。



(3月8日記者会見資料 @京都府庁)

 京都大学同学会中央執行委員会

2月29日~3月1日、全学連委員長・斎藤郁真君や京都大学同学会中央執行委員長・作部羊平君ら学生6名が「威力業務妨害」の容疑で不当逮捕された。京大の寮、サークルをはじめ、全国13か所の家宅捜索が行われた。以下見解を述べる。

1.今回の弾圧はでっちあげだ

① 国家権力の弾圧を許さない

本弾圧には安倍の反戦ストライキへの憎悪と恐れがはらまれている。安倍自身が安保法施行(3月29日)と憲法改悪を企んでいる中、反戦ストライキなど絶対に許さないという意思に基づいた政治弾圧なのだ。ストライキが威力業務妨害にあたるなど、前代未聞だ。このでっちあげ弾圧を我々は断じて認めることはできない。



② 我々はなぜストライキに決起したか(当日ビラより引用)

昨年9月19日に強行採決―成立した戦争法をもって、安倍政権が侵略戦争に乗り出そうとしている。すでに昨年10月22日の日韓防衛相会談で中谷防衛相は「自衛隊は韓国政府の合意なしに北朝鮮で活動する」意思を示し、独自に北朝鮮を侵略する構えだ。朝鮮半島をめぐって大国が全面衝突する第三次世界大戦の火ぶたが切って落とされようとしている。この中で、未来を語る大学が無風であっていいのか。私たち学生は黙って授業を受けているだけでいいのか!?

 トルコ政府のシリア空爆に反対する反戦デモを狙った爆弾テロで多くの仲間を失いながらも、トルコの労働者・学生は命がけで戦争阻止のストライキに立ち上がっている。韓国の労働組合・民主労総は3度のゼネストから、指導部全員が指名手配され、数百人が逮捕される大弾圧を跳ね返し、戦争阻止・パククネ政権打倒の11・14民衆総蜂起を敢行した。このトルコ・韓国の労働者が力ある国際連帯を求めて来日し、昨年11・1労働者総決起集会に参加する予定になっていた。この思いにどう応えるのか!? 自治会がない、政治ビラの一枚も撒けない、討論する場所がない、反戦集会を開けない、そういう首都圏をはじめとした日本中の大学から、それでも戦争を止めたいと国会前に集まった学生たちの思いにどう応えるのか!?

 もはや京大は「中立」でも「リベラル」でもない。私たちの身の回りで進む軍事研究や経済的徴兵の戦争動員、そして安倍の戦争政治に対して、京大当局は戦争反対の立場を示すことを「大学の執行部として取り組む問題ではない」と拒否し続けた。他方で、昨年10月~11月の京大キャンパスへの公安刑事侵入と、反戦運動を担う学生へのでっち上げ逮捕に対し、山極寿一総長は「今後は学内での捜査には協力したい」と述べ、逆にその公安刑事を摘発した同学会中執に対し「(学生・教職員の活動は)世間を騒がせるものであってはならない」と言い放ったのだ! そしてその後の弾圧もすべて黙認し、同学会中執の非公認化・吉田寮自治会への入寮募集停止・総人サークルのボックス取り上げの計画を行ってきた。学生から、「黙って授業を受ける」以外の選択肢を奪い去り、警察権力をも導入して反戦運動を叩き潰すということだ! 軍事研究、キャリア教育・グローバル教育、「役に立たない」人文系科目の廃止・再編、「日の丸、君が代」の強制。次の社会のあり方を提起するはずの大学がどんどん変質している。学生は上から降ってくる観念をプログラミングされ、声を上げない、「戦争する社会」のために働くマシーンになる。「就職するため」「卒業するため」。生きるために「仕方ない」と動員されていく。本当にそれでいいのか!?

 「大学の主体は学生」、その意志と力を示すのが10月27日のストライキだ。本当に力を持っているのは私たちだ。すべての生産・流通を担っているのは労働者人民であり、未来を作るのは学生だ。今回、同学会中執は第一共通棟を封鎖し、バリケード・ストライキを行った。国際高等教育院の業務も、1共で行われる授業もすべて停止した。平穏無事なキャンパス支配の中に、ひとつの空白を作り出したのだ。

 もちろん、これはほんの一歩にすぎない。しかしすべてをひっくり返していく号砲だ。東北大学学生自治会がストを準備している。広島大・沖縄大でもストを呼びかける執行部が誕生した。ビラを撒いたら逮捕される監獄大学=法政大で自治会を再建する機運が高まっている。

 同学会中執はこのストを貫徹した。世界中で闘う仲間と、そして日本で「ストライキで戦争を止めよう」と闘う労働組合と合流し、本当に戦争を止める国際連帯とゼネストを作り出す決意だ!


③ 京大当局=山極総長の犯罪性

京大当局は、戦争反対のストライキを弾圧すべく、威力業務妨害による「刑事告訴」を断行し、作部中執委員長を含む6学生を国家権力に差し出した。これこそが大学の戦争協力の実態である。許すことはできない。

安倍政権下でのでっち上げ逮捕や公安警察によるスパイ活動・スパイ工作といった国家犯罪を容認し、抗議する学生を「刑事告訴」で以て国家権力に売り渡す京大当局に「学生の教育を受ける権利および教員の教育を行う権利と責任」を語る資格などない。

④ 6名を奪還し、大学を反戦の砦にするため闘う

3月7日から韓国や周辺海域で過去最大の米韓合同軍事演習が行われ、日本の海上自衛隊は4月にフィリピン近海に潜水艦を派遣することを決定している。東アジアにおいて、軍事衝突を含めた戦争の危機が迫っている。こうした中で行われる大学の「教育研究」はいったい誰のためのものなのか。戦争に向かう一握りの支配者のものでも、金儲けをしたい資本家のものでもない。圧倒的多数の人民のためのものであるはずだ。戦争の下では、人々が互いに殺し合わされ、大学の教育研究がそのために動員される。戦争を止めること、その社会のあり方を提示することこそ大学、つまりは学生の当たり前の姿だ。6学生を即時奪還し、大学を反戦の砦に!


2.今後の方針

●救援署名運動の開始。(配布資料)

【呼びかけ】 同学会中執 富崎弁護士

●3/13京大反戦スト弾圧許さない!京大・山極―安倍打倒!6学生奪還デモ

【日時】3月13日 12時 三条河原に集合 13時 デモ出発(四条通り~八坂神社)

【呼びかけ】同学会中執 全学連 関西労組交流センター

●勾留理由開示公判 【日時】3月14日または16日で申請中

参考資料:同学会中執から山極総長への申入れなどの経緯

●2014年度
10月 1日 山極総長就任
10月 6日 中執から同学会公認などを要求
11月 2日 京大生2名が反戦デモ中に不当逮捕
11月 4日 「京大公安摘発事件」構内でスパイ活動をしていた公安警察を摘発・追放
11月 9日 中執から不当逮捕とスパイ行為に対する抗議を要求
11月12日 全学緊急抗議行動

11月27日 中執から9日の要求に加え家宅捜索への抗議を要求
12月16日 総長が「(学生や教職員の活動が)世間を騒がせるものであってはならない」「捜査には今後も協力する」との見解を発表

●2015年度
5月 8日 中執から非公認告示の撤回などを再度要求
5月12日 総長は告示第4号を発表し選挙を妨害
6月 7日 中執予備選挙で「10月ストライキ」を掲げた作部候補者団が560票を得て信任
7月14日 中執から選挙結果を受けて再度要求
7月21日 総長は告示第5号を発表し代議員会を妨害
7月23日 情報公開連絡会の場で中執から当局が「正当」とする同学会の役員名簿の公開を要求。杉万副学長は「次回連絡会までに検討して回答する」と発言
9月15日 杉万副学長が突如辞任。連絡会も延期に
9月28-30日 反戦運動を闘う学生4名が不当逮捕
10月 2日 熊野寮家宅捜索
10月 7日 中執から学生4名逮捕と家宅捜索への抗議を要求
10月15日 3ヶ月ぶりの連絡会で中執から積もりに積もった問題への返答を要求。代理で出席した北野理事は杉万副学長の辞任と告示を理由に回答を拒否

10月20日 中執から総長宛てに27日ストライキを通告

10月27日 京大反戦ストライキ
10月28日 当局がHPで「刑事告訴も検討する」と発表

11 月 14日  未明、同学会中執による 10・27 京大反戦ストライキに関連して、警察による実況見分が行われた。また、夕方には中執の出していた 3 枚の立て看板が押収。京大当局は、実況見分を黙認。

2月29日~ 作部同学会委員長を含む6学生が逮捕 全国労働運動、市民運動の拠点へ捜索 3月1日 京都大学がホームページ上で弾圧への捜査協力を表明

3月4日 山極総長宛てに同学会中執から抗議文を提出

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