2016-05-09(Mon)

新歓ビラ 文章①

○間近に迫った朝鮮戦争

 全学生のみなさん!ついに2016年度の幕が開けました!今年度はいよいよ私たち学生の立場、心構えが問われる年度です!福岡から数十キロの韓国領内、領海で3月冒頭から過去最大規模の米韓合同軍事演習が始まりました。韓国軍29万と米軍1万5千人が「北朝鮮の重要施設を破壊し、首脳を暗殺する」特別作戦を含めた演習を現在も行っています。
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その挑発的な軍事行動に対し、3月末から北朝鮮の軍隊がミサイルを乱発しています。北朝鮮軍の発表では「既に米国本土と(沖縄基地を含む)太平洋米軍基地への核攻撃の準備はできている」とあります。このかつてない緊張状態は5月26、27日の伊勢志摩サミットに向け、少なくとも4月30日の演習終了まで続きます。

○侵略戦争に参加するための法律改正

 そして日本では昨年改正された安保関連法案が3月29日より施行されています。その中身は、日本の自衛隊が、朝鮮有事の際には韓国軍、米軍などの同盟国の要請を受けていつでも軍事的支援、後方支援を行うことが出来るというものです。その際には自衛隊員のみならず、民間の船員、自治体、医療、建設なども徴用されて、働かされることになります。現代の国家ではその多数を労働者が占めており、戦争になれば、対立国の労働者同士が殺し合いに否応なく加担させられていく形を取るのです。

○労働者の結束が戦争を止める
 
 故に現代の戦争を真に止める力を持つのは、政治家個人や、軍隊そのものではなく、あくまで労働者です。米軍基地が集中する沖縄では、昨年度より労働団体が主導する抗議活動が続発しました。その結果、かつての全島ゼネスト(全産業でのストライキ)に至るほどの巨大な団結と力が生まれ、昨年5月の県民大会には3万人5千人が集まりました。

 本土の鉄道、建設、港湾の労働者もその闘いにこたえる形で、安保法案の国会可決に合わせて9、10月に次々と戦争反対のストライキにたちました。国際的には80万人を組織する民主労総(韓国の労働組合の連合体)が労働法改悪阻止・戦争阻止のゼネストを何度も行いました。
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 フランスでは3月より職場の力を明け渡さない闘いが巻き起こっています。経済的理由による整理解雇の要件を緩和する法案に対し大規模なデモとストライキが起きています。重要なのは労働者と学生が共に行動している所です。

○学生と社会
 
 学生は労働者の家族であり、また社会の未来を体現する存在です。
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労働者の闘いに心からの連帯を寄せるとともに、自らの存在をかけて全社会を揺り動かし、戦争に向かう流れを変える行動をしましょう。

○京大生の闘い

 京大生は昨年度、世界中の労働者・学生の戦争阻止の思いにこたえるために、全学自治会同学会の元で討論し、「戦争を阻止するために京大生は何をするか」を巡って徹底的に討論してきました。多くの労働者と連帯し、国会前の抗議行動に参加した学生も多くいます。しかし討論すればするほど、課題にぶち当たりました。  

 学生に許された「抵抗の権利」が、「自由の学風」を掲げる京都大学ですら、極めて不自由なものになっており、その背景には単位・就活・奨学金に関する文科省の大学改革があったのです。これと徹底対決すること抜きには、鎖につながれ支配された状態では、みなが納得する戦争阻止の行動はできないということです。
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 昨年10月27日、同学会の執行部は授業そのものを実力で阻止するバリケードストライキを準備し、反戦の意思と決意を示すものとして講義棟を封鎖する半日間のストライキを行いました。「もっとやるか」「二度とやらないか」という賛否両論で議論は白熱しています。執行部としては、今のあり方を根底からひっくり返すような行動をめざします。あくまで「戦争を阻止するために何をするか」を巡って徹底的な討論をやって行きましょう。
 
 しかし京大当局はこのストライキに対しあろうことか刑事告訴を行い、バリケードストライキに関わった学生6人を、3月冒頭に警察に売り渡しました。直後から京大生と全国の学生が猛然と警察・裁判所・大学を追及するデモと署名運動を行う中、2500筆の署名が集まり、3月18日全員の不起訴釈放が実現しています。
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 釈放された後も京大当局は、バリケードストライキに関与した京大生5人に対しては処分も含めた厳正な対処を準備しています。この動きを自治会の結束で阻止しましょう。

○2016年は決定的な年
 
 今年は沖縄の闘いも佳境です。6月沖縄県議会選挙、7月国政選挙を控え、翁長沖縄県知事と安倍政権は辺野古新基地建設を巡る議論を棚上げしましたが、沖縄の人民は今年も5月15日に沖縄県民大会を準備しています。沖縄大学では大会に合わせてストライキで闘う自治会執行部を作ろうとしています。連帯しましょう。

 京大山極総長は4月入学式で「選挙権をうまく使って社会を変えてほしい」とは言いますが、こうした一つ一つの闘いに心を打たれて行動する人ではありません。むしろ「世間を騒がしてはならない」と学生弾圧に手を貸す存在です。
学生の力で大学の支配を打ち破りましょう。

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