2015-12-31(Thu)

2015年を振り返って(4)

 4月以降新歓が始まりクラス討論などを行いました。今年は去年とは違い、安保法制や韓国のゼネスト、ISへの攻撃激化など情勢があまりにも激しかったので、クラス討論においても情勢のなかに大学を位置づけることを主眼として行いました。去年まで行っていた議長制も今年は重視せず、中執が学生に向かって訴えかけるスタイルをとりました。以前までは自治会的な要素を入れつつ行ってきましたが、この情勢の中で同学会運動の限界があったように思います。しかしそれでも多くの学生と結びついて議論をすることができました。5月末には京大を飛び出して河原町でデモを行い、大学改革や大学の戦争協力を弾劾しました。少人数でしたが、元気にやったことでかなりの注目と支持を集めました。
 5月からは時期執行部の選挙があり、作部委員長体制が確立しました。ストライキを訴える候補者団であり、ストライキに関してかなり討論になりました。1回生だけでなく多くの上回生とも討論することができた実りある選挙だったと思います。投票数は1100票ほどで年々少なくなっている趨勢であり、さらに信任が不信任を上回りましたが、これまでになく拮抗しました。7月の代議員会で作部委員長体制に移行し後期のストライキを準備していくことになります。

 ところで今年は大学当局の弾圧が非常に激しくなった年でした。
 同学会にたいする非公認の告示は毎年恒例ながら、今年は代議員会に対しても非公認の告示がだされました。
 では「本物の同学会」はどうか、ということについては5月サークル結成願いの締め切りを巡って当局との癒着が明らかになりました。締め切りの前日(それも業務が終わる17時ごろ)に学務部に確認すると「同学会」の結成願いは出ていませんでした。次の日(つまり締切日)の朝一に学務部に行って確認すると『「同学会」の結成願いは前日の業務終了後17時15分ごろに出されている』と言われた。書類を確認するまではと座り込みを行い、たまたま書類のチェック表が見えたとき「同学会」の欄にチェックされていませんでした。このことを追求すると、学務部は「昨日忙しくてチェックし忘れた」と回答。業務終了後に忙しいはずなどあるわけありません。ひどい癒着でした。
 そして6月には総人仮承認団体が廃止されることが当該団体に通達されます。7月7日までにボックス返還等を認める書類にサインしなければ学務部に申請できないということが言われました。しかも学務部に申請しても公認されるのは申請を出し続けて3年後という、活動を保証しない内容でした。総人の管轄から学務部の管轄へ橋をかけてくれないということで織姫と彦星もびっくりでしょう。この弾圧については総仮連が結成され大衆的な運動が組織される中、12月9日に粉砕されました。翌日10日には総仮連主催で今の大学のおかしさを突く学内デモが行われました。
2015-12-31(Thu)

2015年を振り返って(3)

 また2015年は当時の作部書記長逮捕ということから始まりました。この事件は書記長が2014年末に関西大学の建物内に侵入したということでした。一回警備の人に注意されて構内から出ようとしたところ、道に迷い学内の地図を見ているとまた警備員に発見され話を聞きたいと声をかけられた。それを聞いて逃走したことが警察をよばれるきっかけとなり逮捕された。一回目に見つかった時に警備員に自分が学生運動をしていることを話し、解放後警備員がネットで調べて過激派だと認識しもう少し話を聞きたいと探していたのであった。
 その後起訴されてしまいますが、建物(情報棟)に侵入したということ以外は何もしていない(サイバーテロを仕掛けるなどはしていない)ということと、一回目は見過ごされるようなことだったということ、関西大学当局が被害届を出すのが1月中旬になったことなどから、意識的な弾圧だろうと捉えて闘いました。
 救援会議を開き、多くの学生と「これは弾圧なんだ」ということで議論をして裁判闘争を行いました。また、多くの支援者の方からカンパをいただきました。逮捕されている書記長のほうは逮捕から裁判まで3か月間投獄されました。その間しっかり勉強したようです。裁判は3月にようやく開かれ、第1審が終わると釈放されました。
 結果自体は罰金10万円の有罪でしたが、新歓前に取り戻すことができました。支援していただいた皆様、ありがとうございました。
 そしてお酒には注意します。

 また2014年から2015年にかけては弾圧が非常に激しいものでした。
 2014年11月初めの集会で京大生含む学生3人が逮捕され、そのすぐあとには京大内に公安警察が侵入して諜報活動を行っていることが判明。年末には上述の作部書記長逮捕。2015年になって2月には福島大の活動家が逮捕された。逮捕された人はすべて(作部書記長を除く)不起訴で釈放され、大勝利でした。
 そして2015年4月以降も弾圧が続きます。5月には全国学生運動の中にスパイが紛れ込んでいることが判明し、9月の激しい安保闘争のなかで4人の学生が逮捕されました。これらの弾圧はすべて跳ね返しました。
2015-12-27(Sun)

2015年を振り返って(2)

 2,3月は春休みで、個人的には重要な時期だった。2月に沖縄へ行き辺野古のゲート前座り込みの人たちと連帯した。ちょうど1月に産経新聞が「東大の軍事研究解禁」を報道したこともあって、京大での反戦闘争でもって沖縄と連帯したいと語ると、みんな喜んでくれた。自分の現場での闘いが一番心に響くのだなと感じた時だった。一方で戦争を体験している世代としていない世代の差を感じることもあった。「戦争を体験していない者には分からない」といったニュアンスを辺野古のおばあから節々に感じ取ることがあった。絶対越えられない壁を感じた。本土から来た初対面の学生ということもあったのかもしれない。ひとつの挫折経験だったように思える。
 沖縄の翁長知事があらゆる制度的手段を用いて辺野古の基地建設を阻止しようとしているが、対する政府もあらゆる制度的手段を用いて建設を強行している。絶対に和解しない局面に入っていることは明らかだろう。このような状況でゼネストで闘おうと呼びかけている仲間がいる。そのうちの一つである沖縄大学の自治会とは5月にまた連帯することになる。
2015-12-26(Sat)

2015年を振り返って(1)

前の投稿から1か月間更新をしていませんでしたが、1日に40人ほど、つまり1か月に延1200人ほどに人権委員会の報告を読んでいただけたかと思います。資料を提供してくれた方が年明けに、その記事のリンクを書いたビラを百万遍の交差点あたりに掲示されるとのことなので、そちらもよろしくお願いします。

さて早いもので今年ももうじき終わってしまいます。授業はまだ続くものの、2015年を何回かに分けて、少しづつ簡単に振り返ってみようと思います。

今年初めの大きな事件として、1月7日にパリで新聞社のシャルリーエブドがISによって襲撃されました。それ以前から先進国でもイスラム過激派がテロを行っていましたが、この事件は特に表現の自由との絡みで注目され大々的に報道されました。この事件の後フランスがISに対する攻撃を強化するとともに、日本の国会においても対テロ非難決議がなされたり、安倍首相が対ISで戦う中東諸国に人道支援を行うと表明しました。その直後ISが人質にしていた2名の日本人を日本政府との取引に使いましたが、政府は応ぜずその2名は殺害されました。1月下旬から2月初めの出来事でした。
 対テロ非難決議はその後9月に成立する安保法制を準備するような内容でした。つまり「積極的平和主義」のもと中東・アフリカ諸国に人道支援を行うこと、海外における邦人救出などを求めるものでした。さて対中東・アフリカ諸国ではないものの日本政府が「積極的平和主義」のもと武器の輸出や共同研究を促している。とくに近年フランスとの間で軍事的なつながりが強化されつつあるようです。空爆を側面から支援しつつ、それによって難民化した人々に対して人道支援するおかしさがありました。

書記長 纐纈
2015-09-27(Sun)

9.19採決~10月キャンパス開講に向けて

 10月1日の後期開講が迫っていますが、改めて9月19日未明の「安保法案の参院強行採決」を絶対に許すことはできません! 徹底弾劾します! 安倍がやろうとしていることは、「1%」の大資本家の利益のための強盗戦争であり、「自衛」を掲げての対外侵略戦争です。
 しかし、13~19日にかけて、国会前と全国で数十万-百万人の戦争反対の怒りが爆発しました! 25人もの不当逮捕をはね返し、国会前の車道は実力で解放され、労働者・学生・市民が国会突入を目指して団結して闘いました。

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(不当逮捕された仲間も25日に全員釈放させました!)

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(喜ぶ当該。真ん中奥。)

 「あらゆる手段で抵抗します」と勇ましく叫んだ野党はかけ声倒れ、粛々と採決に協力する惨状をさらしました。戦争を止める力は、議員でも学者でもなく、労働者・学生の職場-キャンパスからのストライキ決起にあります。世界の仲間とつながり、戦争反対を貫いて闘おう!

以下に、作部中執委員長の9.19安保法案本会議採決直後の発言を載せておきます。


写真
(写真は、7月14日、京大百万遍で衆院強行採決阻止のアピールをしていた際のもの。京大から何度も国会前にかけつけ、最先頭で闘った。)

ここが私達の終着点ですか? そんなことは絶対にない!
 戦争や殺し合いだけは絶対ダメだ! かつての大戦において何千万人も殺し合わされ、実際に死んでいった。数億人の人が傷ついていった。貧困で飢えて死んでいった。こんなことを二度と繰り返してはいけないんだ!
 「戦後は平和だった」といわれています。しかし、朝鮮、ベトナム、イラク、中東、色んな戦争で人が死んでいった。
沖縄に基地が固定されていった。福島では原発事故と帰還の強制によって被曝し、人が殺されていっている。子供の138人に疑いも含めてガンが見つかっている。
 生きられない社会はもう変えなければいけない。安倍を絶対に打倒しなければいけない。そういう思いでここにいろんな人が集まってきています。そして昨日・一昨日で14人の仲間が逮捕されました。
 「野党がんばれ」というコールが響いています。私たちの人生をかけた思いに、野党は本当に人生かけて答えているのか? 結局、あの国会の中で議員がおしゃべりして、その先に本当に社会を変える力はないということ。私達にこそ力がある、その力を作っていかなければならない、そういうことじゃないでしょうか!?

 私達が実際に生き、働いて、行動しているのはどこですか。
労働現場であり、学生にとっては大学です。戦争は私たちが労働をさせられ、研究をさせられ、武器を作らされ、徴兵されるというかたちでしかはじまらない。私たちの日常から私たち自身が力を取り戻していくこと。日常を塗り替えて戦争すら止めていく力がその中にある。

 戦争法が決まったから進んでいるだけではない。学費が上がり、親の収入が減っていく中、「経済的な徴兵」が始まっています。防衛医科大が「苦学生求む! 金がないけど医者になりたいという人を求める」と、戦争に医者や学生を動員している。青年の半分が非正規職だといわれている中、「奨学金が返せない? 返せないなら防衛省にインターンに行け」という議論が始まっている。私達の日常が金とか法律とかによって戦争に動員されていく。

 デモや集会をするだけではなくて、自らの職場とキャンパスから実力で止めていく。「私達こそが現場を動かしているんだ」というみんなの団結で作り出すストライキが今必要だと思います。

 全学連はあの原発事故以来、学生自治会を再建して闘ってきました。自分達の大学の中に御用学者が跋扈して福島の人たちを見殺しにしていく。絶対に止めなきゃいけないという思いです。

 そのいちばんはじめは、私の通っている京都大学でした。
美浜原発事故を起こした関電の元社長を追放し、御用学者の講演会開催に抗議して副学長と闘いました。

 昨年の11月には、公安警察が公務執行妨害をでっちあげて仲間を逮捕しました。これぞ戦時下の大学です。しかし、「逮捕させない」「仲間を助けるんだ」と学生が団結して追放しました。
 今年9月の全学連大会において、全国の大学でストライキに挑戦することを確認し決意しました。京都大学では6月に選挙をやって、信任され委員長になったのが私です。大学の中から、安倍政権が進めている戦争に対して人生をかけてストライキを作りたい。「どうやって闘えばいいのか」「どうやってこの社会を変えるのか」の展望を示したい。
 戦争をしたい支配階級と私たちは非和解です。全く妥協する余地はない命の問題です。私達が生きるために、社会の主人公になるために、戦争をとめるために、団結しましょう。

 ストライキを闘う学生自治会と労働組合を復権しましょう。
 私たちはその先頭で闘います。ともに闘いましょう。


中執副委員長 大森
プロフィール

京都大学同学会中執

Author:京都大学同学会中執
京都大学全学自治会同学会の中央執行委員会で運営する、オフィシャル中執blogです。
激動の大学情勢に喰らい付くぜ!

告示第五号、第四号について
2012年~再建過程について
→リンクから見れます。

運動へのカンパ求む!

ゆうちょ銀行からの振り込みの場合
【記号】14430
【番号】41856491
【名義】キョウトダイガクドウガクカイ

他銀行からの振り込みの場合
【店名】四四八(読み ヨンヨンハチ)
【店番】448
【預金種目】普通預金
【口座番号】4185649
【口座名義】キョウトダイガクドウガクカイ

集まった資金は学生自治会の発展に向けて、大切に使わせてもらいます。

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